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ホーム東北すきま旅(秋田編)高橋修悟霊場

高橋修悟霊場

高橋さんが個人で作った(?)濃ゆ~い十三仏霊場。

(秋田県由利本荘市岩城上黒川)

地図・MAP
 
   

折渡千体地蔵尊をあとにして、車で1分も走らないうちにさらに不可解な看板を発見。そこには「高橋修悟霊場入口」とある。峠道からわき道にそれ、車一台がようやっと通行できるような急峻な林道を入った先にあるらしい。もうあたりも暗くなってきたので気後れはあったが、旅の帰路には通らない道なので思い切って立ち寄ることに。もし林道の突き当たりにあるのが単なる高橋さんのお宅だったら、「あれぇ~、国道7号線に出ようとして、道、まちがえましたぁ。」とかなんとか言ってごまかすしかない。

写真

林道の突き当たりにあったのは、高橋さんのお宅ではなく、れっきとした霊場だった。説明によれば十三仏霊場ということで、仏教のようである。

本殿は富士浅間造りのような感じでで神社風。意外とちゃんとした造りだ。

左の写真は本殿の隣にあった不可解な堂。なんだか、西日本のほうにある魔除けの大凧みたいな絵が描かれている。

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肝心の十三仏は本殿ではなく、境内に点在している。

説明書きによれば、「この霊場は今病気で苦しんでいるあなた方を治そう(救おう)という目的で建てたのです。云々」とあり、どうも高橋修悟さんが私費を投じて人々の救済のために造った霊場のようだ。

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十三仏めぐりの途中にあった祭壇。中央には年配の婦人の写真が掛けられ、その左右には円空仏のような、オシラサマのような仏像が並んでいる。

まるで遠野物語イメージ写真集から抜け出てきたような光景だ。う~ん、東北。

この霊場、かなりいっちゃってる(よく言えば一本筋の通った)個人霊場と見た。いずれまたちゃんとした時間に訪れたいものである。

なおこの霊場は、姉妹サイトである珍寺大道場のレポートでは、岩城修弘霊場として紹介されている。このころは私はボイスコーダーなども使わず記憶に頼って書いていたので、本稿のほうが間違っているのだと思われるが、訂正はしないでおく。(私の訪問時と霊場の名前が変わった可能性もゼロではないので。)

このあと秋田市に移動し、秋田空港近くのドライバー向けの定食屋で夕飯にした。近くにビジネスホテルもあったのでそのまま宿泊すれば良かったのだが、なぜかすぐに宿に入らず、健康ランドでもないかとまた車を走らせていた。

市街地を過ぎ、港湾地帯を抜けて、いつのまにか海岸沿いを走っていた。明日は男鹿半島を見るつもりだったから、漠然と八郎潟の周辺で宿泊しようと思ったのかも知れない。だが八郎潟まで車を走らせてみて、とても宿が見つかる場所ではないとわかり、結局また秋田市郊外まで引き返して安宿に転がり込んだのだった。

(1999年08月23日訪問)

   

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