小倉火の見櫓

水車とともに集落のランドマークになっている。

(群馬県長野原町横壁)

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三原水車小屋の正面は三本辻(Y字路)になっていて、そこには火の見櫓があった。

坂の上から眺めると、茅葺きの民家や吾妻渓谷の山並みとひとつになった美しい景観を作り出していた。

地図を見るに、このあたりの字はおそらく小倉という場所なのではないかと思う。よって“小倉火の見"と命名。

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消防施設、水車小屋が集まるこの辻は、集落の重心となる場所なのだろう。ここでは火の見はランドマークとしての役割もになっているのだ。

(2001年04月01日訪問)