タイル小路

映画「時をかける少女」のロケ地だそうだ。

(広島県尾道市長江1丁目)

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寺町めぐり12ヶ所目の訪問地。尾道屈指の人気スポット。大林宣彦の映画「時をかける少女」の一場面に使われたために一躍有名になった路地である。(左写真の中央に写っている人は、単なる見ず知らずの観光客。)

私は大林映画はわりと見ているほうだと思うが、本当にいいなと思うのは「さびしんぼう」「野ゆき山ゆき海べゆき」「廃市」および「転校生(のラスト5分)」だけで、あとの映画はただ気色悪いだけで面白いとも思わない。「時をかける少女」は3回ほど見たのだがいずれも途中で寝てしまいどんな映画だったのか記憶がない。

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だからこのタイル小路を見ても、単なる珍スポットのひとつというだけで、特別な感慨は湧いてこない。

出口付近のタイルには映画を見て訪れたファンが寄せ書きをするコーナーがあった(左写真)。

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ちなみにタイル小路は映画のセットではなく、もともとここの住人が趣味で作ったものらしい。かなりプライベートな空間なのだが観光客に開放されていて自由に見学できる。

場所は詳しくは書かないが、下調べをせずとも御袖天満宮の参道に行けば必ずわかるから、観光で行く場合は迷う心配はない。

(2001年05月03日訪問)