チャウガリー村の里門

国道を行く車から寄進をつのるために使われている。

(ミャンマーカレン州パアン)

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月曜日、めずらしく午前中から晴れて、仕事でチョンドゥ方面へ出かけることになった。パアンからはAH1号線をタイ国境方面へ60kmほど行った、となりの郡区になる。最近まで、外国人観光客は入れなかったエリアだ。

そこへ向かう途中の村で、AH1号線をまたぐ里門があった。「里門(さともん)」とは、当サイトの造語で、集落の道路に作られる門のことである。

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里門の多くは、主要道から集落へ入る枝道の入口や、集落内の細い道に作られる。

だがここでは国道をまたぐように作られているのだ。

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村の西のはずれの門では子どもがお布施を集めていた。近くに僧院があるので、そこの寄付なのかもしれない。ある意味、門というより寄進所である。

数台に1台くらいのペースで寄付をする車がある。

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村の東のはずれの門。こちらは屋根が無くなっているので、道路の両側の休憩所の部分だけが残ったようになっている。

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ここは近くに尼院があるようで、若い女の子の修行僧がお布施を募っていた。

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わずかな区間で2つ寄進所があるわけだが、どちらもそれなりに寄進している人がいる。

世界寄付指数というものがあるが、ミャンマーは上位の常連国なのだ。

(2014年07月14日訪問)