ブーピャゼディドゥパゴダ

マーケットにある敷地の狭いパゴダ。

(ミャンマーモン州タトン)

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タトン駅へ向かう道。ここは市場になっており、タトンでも最も人が多い場所だ。

その一角にこじんまりとしたパゴダがある。名前は、ブーピャゼディドゥパゴダ。聞いた話では、壺や箱の神様の名前だとか。

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赤い山門は、上部が懸魚を逆さにしたような板型で、僧院にありがちなパターンだ。

右側のクリーム色の建物もパゴダの建物。中に何があったかは失念した。

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敷地は狭く、入ってすぐにシンウーパゴ堂がある。

シンウーパゴ、人気だなあ・・・。

シンウーパゴは船乗りが信仰するというが、それだけじゃなさそう。日本でも金比羅さんは船乗りの神様だが、それ以上に広く信仰されているのと似たようなものか。

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ここでは珍しくガラスケースに入っていた。

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その先には、太陽と月をシンボルにした仏さま。

建物の屋根にある丸いマーク。丸にクジャクが太陽、丸にウサギが月である。

ウサギが月の動物というのは日本と同じだ。日本では太陽はカラスだが。

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この仏さまを信仰すると、食べ物に困らないという。

日本でいう保食神(うけもちのかみ)とか、大宜都比売(おおげつひめ)みたいな神様なのだろうか。

時々見かけ、名前もありそうなので、こんどミャンマー人に聞いてみよう。

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奥は僧房になっていた。

参詣用のお寺というよりも、僧院の機能の方がメインなのかもしれない。

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菩提樹。

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僧院に付属するパゴダ。

門が閉まっていて、参詣できない。

全体的に閉鎖的な感じがするパゴダだった。

(2014年07月26日訪問)