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ホームミャンマー水掛け祭りの頃モンジャン洞窟寺

モンジャン洞窟寺

カァヨン洞窟の先にもまだ大きな鍾乳洞があった!

(ミャンマーモン州モーラミャイン)

地図・MAP
 
   

モーラミャイン市からパアン市への帰路。途中のバブクン村あたりまで来ると、街道の右手に岩山が見えてくる。往路で立ち寄ったセイッタートゥカ僧院の山だ。と同時に、去年紹介したカァヨン洞窟がある山でもある。

思えば、カァヨン洞窟へ行ったときは団体行動だったのであまり執拗に境内のチェックもできなかった。いま見えている山並みの裏側に僧院や洞窟があるのだが、洞窟がある場所は山の左端のあたりで、山並みの全体はずっと大きい。この山にはもっと見る場所があるのではないか・・・。

夕暮れにはまだ時間があるので、念のためもう一度カァヨン洞窟へ寄ってみることにした。ここがきょうの最後の訪問地だ。

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カァヨン洞窟寺はあいかわらずミャンマー人の参拝客でにぎわっていた。その観光客がいる場所を通りすぎて、境内の端まで歩いてみた。

小さなパゴダがある。

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何があるかわからないので、念のためパゴダの回りをチェック。

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するとパゴダを回り込んだところの岩の影に、洞窟が口を開けていた。

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奥が深そうだ。

その洞口へ入ってみたら・・・その先はなんとカァヨン洞窟の中につながっていた。

なんだ、結局同じ洞窟だったのか。

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いったんカァヨン洞窟寺の境内から出て、スクーターで山並みを巻いてみた。

するとカァヨン洞窟の南側にもう一つ寺を発見。

手作り感あふれる山門。

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境内にはいくつかの仏像や小さな仏塔と、小さな僧房が一つあるだけだ。

参拝客はひとりもいない。

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スクーターで境内を走って僧房の前まで行ったら、建物からお坊さんが出てきた。

「お前さんの行きたい寺はココじゃない。あっちだ! あっち!」

とか言ってカァヨン洞窟のほうを指差してる。

道を間違えて入ってきた観光客だと思ったのだろう。

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私はこの小さな寺を見たかったわけなので、

「ワタシハー、コノー、寺ヲー、見タイノデース!」

と、お坊さんに必死に伝えた。

するとお坊さんの目が突然キランと光り、子供を呼び寄せた。

「おい、お客人を例のところへ案内してやりナ」

彼の手には、懐中電灯が握られているではないか!

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これは鍾乳洞を期待してもいい? いいんだよね?

「ついてきてー」

少年は懐中電灯を持って走っていく。彼は階段を軽々と駆け上がるが、私はもうヒザがガクガクしている。

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階段を登り切ったところに、鍾乳洞への入口があり今度は下っていた。

鍾乳洞内は裸足にならないといけないというのがキツイ。きれいに掃き清めてあるわけではないので、足の裏に当たる小石がいちいち痛いのだ。

きょうは焼けたタイルやモルタルの上を歩いたため、足の裏が軽い火傷で痛さも倍増。

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意外なことに内部には仏像などが作られていた。

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しかも堂内は想像以上に広い。

カァヨン洞窟よりも、こちらのほうが大きいくらいではないか。

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堂内には電灯がないので、懐中電灯だけを頼りに進む。

私も持参の懐中電灯を取り出した。

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所々、外光があたっている所もある。

光があたっているところの鍾乳石は写真を見ると緑色に見える。藻でも生えているのか。

この色には現地では気付かなかった。

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小さな支洞から光が差し込んでいた。

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少年の大きさから、この鍾乳洞がかなり大きいことがわかるだろう。

彼はどんどん進んでいくが、私は足の裏が痛くて、ヨタヨタしながら遅れてついていく。

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リムストーンでできたテーブルのような場所に仏像が置かれていた。

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「これは仏陀の姿をした鍾乳石だョ、写真撮りな」

たぶん、そんなことを言っているのだと思う。

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光を当ててみると、確かに仏像っぽい鍾乳石があった。

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さらに奥へ進んでいく。

もう外の光は届かず、懐中電灯が届く範囲だけが世界のすべてという感じになってくる。

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もっと奥がありそうだったのだが、足の裏が痛くてこれ以上進めそうにないので、引き返すことにした。

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「こっちにも面白いものがあるョ」

洞口には洞窟の上のほうへ上がっていく道があった。

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そこを登り切ったところには小さな平地があり、仏像がいくつか置かれていた。

少年が鐘を搗く。

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鐘とドラ。

この鐘の裏にさらに登っていく道があって、少年がそっちへ行けと促すので、足の裏の痛みをこらえて登ってみた。

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その先には小さなパゴダがあった。少年と一緒にしばし景色を眺める。そこから先にも道があるようだったが、潅木や石がゴツゴツしていたので、とても歩けない。

ここまでで引き返すことにした。

まったく予期していなかった洞窟見学に大満足。

感謝をこめ、帰り際にお坊さんに500円寄進した。電灯をつけるときの足しにでもしてくれ。

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お寺の全景。

お寺の名前は「モンジャン僧院」、洞窟の名前はたぶん「キーヨン洞窟」だったと思う。もしかしたら「カァヨン洞窟」と言ったのを聞き間違えたのかもしれないが。

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この寺とカァヨン洞窟とのあいだにも、山の中腹にパゴダがある。

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よく見ると、洞窟のようなものも見えた。

ちょっと道を探してみたが、簡単に歩けそうなルートは見つからなかった。さすがにあそこまで岩にしがみついて登るチカラは残っていない。

いつかまたカァヨン洞窟へ来ることがあれば、チャレンジしてみたい穴だ。

(2015年04月19日訪問)

   

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