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ホームミャンマー水掛け祭りの頃シュィセンドパゴダ

シュィセンドパゴダ

境内にはカニやムカデが戦うオブジェがある。

(ミャンマーカレン州パアン)

地図・MAP
 
   
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プゥテキ僧院から東に見える丘にパゴダが見えるのは、はじめてカレンニシナル村に来たときから気付いていた。

団体行動中だと指をくわえて通り過ぎるだけのお寺にも、個人行動ならば(根気さえあればだが)際限なくお参りできるのがうれしい。

当然、あの丘を目指すことにする。

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村から直接行けそうになかったので、いったん国道に出て、街道筋の茶店でサトウキビジュースを飲んで休憩。ついでにミネラルウォーターも買う。きょうは暑いので頻繁に水分補給が必要なのだ。

街道を東へ500mも走らないうちに山門があったので入ってみる。

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村の中を進むとパゴダへの入口らしき場所へ着いた。

山門の扁額は「ジョーマハシュィセンド」と書かれているようだ。長いので「シュィセンドパゴダ」とする。

GoogleMaps の表記では、「チェイッダット」のようにも見える。

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参道は途中から階段になっていたが、スクーターで登れそうな道があったので、階段のほうへは行かず。

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山頂までコンクリ舗装の道があったので、らくらく山頂へ到着した。ミャンマーっ子たちもみんなスクーターで登っている。

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コブラの欄干のある階段があったので、ここから入ることにした。

境内は広そうだが、岩場などはないだろうと踏んで、ここから裸足になっていくことにした。

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石段を登ったところにあった黄金の仏塔。これが遠くから見えていたのだな。

基礎を取り巻くように鮮やかな彩色の像が並ぶ。

ひと気がないのは、タイルが焼けていて仏塔に近づくことができないからなのだ。このような色の濃いタイルは特に熱くなる気がする。

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ミャンマーのスフィンクスとも言われる、マヌーシア。

手前でなにか捧げ物をしている人がいる。

マヌーシアと人間がからんでいる像は初めて見た。

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髪の長いひと。

これは以前、ウィンセントーヤでみた像と同じ人であろう。

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仏塔の周囲には回廊があり、そこはタイルが焼けていないので歩くことができる。

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回廊の一部が展望所になっていた。

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南の景色が見える。

遠くを横切るのはジャイン川。きょうはこのあとジャイン川に沿って、下流のザタピン町まで行くつもり。

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黄金の仏塔から回廊が山の斜面を降りていく。

このお寺もさっきのクッタラパゴダと同様、双耳峰で、二つの山の仏塔を回廊でつないだ配置のようだ。

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回廊の途中で、参道から続いている階段への下り口があった。

ちゃんと徒歩で来た場合は、この回廊の途中に登ってくることになるのだ。

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この回廊の途中には食堂(じきどう)があって、多くの人々でごった返していた。

どうやら団体の参拝客が来ているようだ。

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その団体さんのひとり。

大きなお供え物を持っている。

そして、細かい刺繍のあるインジーを着ている。もしかしてプゥテキの信徒か。

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双耳峰のもう一方の仏塔の登り口には白象の眷族がいた。

一方が鼻を上げ、一方は下げている。日本の仁王や狛犬みたいに、左右で異なる造形にするという考え方は、仏教に共通するものなんだろう。

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階段を登り切ったところには、兵士みたいなおっさんが片膝をついて控えている。

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こちらの仏塔は、主仏塔の周辺に子仏塔をたくさん並べた配置のものだった。全体的な造形は、さっきの仏塔のほうが洗練されている感じだ。

気になるのは写真の右側のあたりにある、金色の鏡餅みたいな石。

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ここも基本的にタイルが熱いので、周囲の屋根のある回廊を歩く。

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こちらの仏塔の周りには、いろいろとコンクリ像が並んでいる。

ミャンマーのお寺の楽しみな場所だ。

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藍染めの職人が糸染めでもしているところか?

違うよね、たぶん。

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カメ、サギ、カニ、ムカデが登場する物語の場面。

ムカデが寸断されているところから、ムカデが敗れたところなのだろう。

気になるのは、サギの頚にカニがしがみついているところ。サギと共闘してムカデと戦っているのか、あるいは、サギを襲っている場面なのか。

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こちらでは、カエルにカニが襲いかかっているように見える。

カエルはカレン州では神聖な存在なので、カニは敵か。だとすれば、ムカデ・カニ連合 vs カエル・カメ・サギ連合 という戦いということになろう。

民話だとすればかなり複雑な場面だ。

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さっき食堂にいた団体さんの到着。

みなお供え物を持っている。大人の女性はほぼ全員が伝統的な衣裳。十中八九、プゥテキの信徒だろうと思う。

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お供え物はパゴダではなく、パゴダの奥にある菩提樹のまわりに並べられ、女たちはそれぞれに樹の下でくつろぎ始めた。

早くもゴロ寝し出す人もいる。

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壺の水を飲むおばあちゃん。

ウォーターサーバー形式の水飲みから水を飲むミャンマー人はよく見るが、こういう素焼きの壺の水を実際に飲んでいるのは初めて見た。

これ、飾りじゃなかったんだ。

もっとも日本人は絶対飲んだらあかんと思うけど。

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この菩提樹の休憩ゾーンは奥の斜面にも続いていて、団体さんはそれぞれ自分のお気に入りの木陰を探して広がっていった。

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斜面には小さなベンチが不規則に点在している。

フンデルトヴァッサーだとか、象設計集団だとかがデザインした公園みたいな空間。

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民族衣裳を着ておめかしした子どもたち。

斜面を風が通る気持ちのよい場所だった。

ここで昼寝したら気持ちいいだろうな。だが、まだきょうの走行距離の予定の1/3くらいしか来ていないのだ。

まだまだ先は長い。

(2015年05月02日訪問)

   

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