笑山寺

石造十三重塔がある。

(山口県下関市長府川端2丁目)

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壇具川をさかのぼっていく。

あたりは水と緑の豊かな閑静な住宅街。大金持ちの家が並んでいるというわけでもないが、かといって、小さい家でもいいから手に入れて住んでみたいと思っても、簡単にはいかなそうな程度には環境のよい土地だ。

鎌倉市の谷戸なんかもそうだよね。

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目的地は笑山寺という寺。

町並み見学用の駐車場に車を置いて歩いてここまで来たが、寺の門前にも6台くらいの駐車スペースがあるので、寺目当てならば門前まで車で乗りつけてもいいだろう。

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寺は小さな丘陵の東斜面にある。

短い石段を上り詰めると山門の四脚門がある。それなりに年季の入った感じの建築で、江戸中期くらい行くかもしれない。

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山門を入ると左手には小さな地蔵堂。

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正面には本堂。

本堂の左側には石造の十三重塔が見える。

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十三重塔は花崗岩製で鎌倉後期の作とされ、市指定文化財。

高さは3.28mで、宝珠は候補のものだと考えられている。

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本堂の右側には庫裏がある。

(2004年05月04日訪問)