街路樹の伐採

道ばたの巨大な街路樹を伐採していた。

(ミャンマーカレン州パアン)

パアン市南部の大きな市場、メーバオマーケットの通りには大きな街路樹が並んでいる。日本の街路樹では考えられないスケール感のある樹で、道路やまわりの家の上にまで伸びて日陰を作り出している。

樹種はココの木か。いったいこれほどの大きさになるのにどのくらいの年月がかかるのか。ゆうに100年は経っているのではないか。

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あるときこのうちの1本が伐採されていた。

木が腐って倒れそうになったからななのか、あるいは道路の拡幅のためなのか。

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どうやって切り倒したのだろう。いくらミャンマーでも周囲に人家もある場所だから、クレーンで吊りながら伐採したのだとは思うが。

ただ、切り倒したあとの玉切りは現場で行なっていて、簡易製材所の様相を呈している。

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ものすごい大口径の樹だ。

製材した材木はこの場で買うこともできるようだった。

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短パン、サンダル履きでチェーンソーを使う職人。板を作っているようだ。

レストランや裕福層がテーブルの材料として買うのだろう。カレン州で手に入る木材は日本に比べて木材は安いが、タダ同然という安さではない。右の白いシャツのおじさんの手前に立ててある厚板だと、たぶん1枚1~2万円くらいはするのではないかと思う。

(2019年02月25日訪問)