高瀬橋

吉野川本流の最も川下にある沈下橋。

(徳島県石井町藍畑西覚円)

続いて、吉野川本流の沈下橋を見ていこう。まずは最も下流にある高瀬橋、、、、と思ったら意外に高瀬橋の写真を撮っていなかった・・・。

高瀬橋は徳島市の蔵本から上板町の大山寺へ詣でる古い街道が吉野川を渡る場所に作られた橋。

そのルートは、こんなかな?

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鮎喰川の渡河ポイントは少し前に紹介した中島田の堰、高瀬橋の場所は渡船だったろうと思う。中島田の堰と高瀬橋の間のうねうねと続く石井町の古道は何度通行したかわからない。この道沿いには古い藍農家など見どころがいっぱいなのに、あまりにも日常的に利用したからあえて写真を撮っていないという悪いパターンになってしまった。

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現在は高瀬橋のすぐ下流に六条大橋という抜水橋がかかっていて、上板方面の新ルートになっている。

まったく、抜水橋の写真はあるのに、肝心の沈下橋の写真がないなんて・・・。

下写真が六条大橋付近から見た、高瀬橋の遠景。

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このあたりは吉野川の川幅も広く、水面も広い。そこを水面すれすれに渡っていくのだから、車で走っているのにまるで舟で川を渡っているような気分になる。

橋の上から釣りができそうだけれどあまり見かけたことがない。第十堰よりも上流になるから海の魚が釣れないからかな。抜水橋の四国三郎橋の上から釣り糸を垂れている人はいるのにね。

高瀬橋の橋長は約500m、途中離合はできないので対岸の様子をよく見てから進入しないといけない。

(2006年05月31日訪問)