シュエポゥンプィン僧院の奥の院パゴダの裏口から出て、さらに尾根を登っていく。
また次のパゴダが見えてきた。
このパゴダも装飾に凝っていて、パゴダの基壇部分に小さな仏像がたくさん埋め込まれている。基礎の四方にはナーガが配置されている。
ナーガパゴダを過ぎてさらに少し登ると、お供え餅みたいな形のパゴダがある。
そして入口があるが、たぶんこれは裏口だ。
ここからは隣りのお寺の敷地なのだ。
お供え餅のある場所は、山脈にいくつかあるピークのひとつ。この僧院の敷地の中では一番標高が高い。
でも周囲に樹があるので眺望はいまひとつ。
お寺の名前はペァガスゥタン寺院なので、ここは「ペァガスゥ山」なのだろう。
パゴダの裏側から入ってしまったので、これからパゴダの正門から出る。
私は寺の裏口から入ってしまったときは、記事では写真の順序を入れ替えて正門側から紹介することにしているのだが、この寺は隣りの寺からの流れで、裏口から順番に紹介しよう。
境内に入るとまず驚いたのが、えらくきれいに庭が造られていること。歩く場所はすべて石畳になっている。
寺というより高級リゾートみたいな感じ。
お坊さんの住居や、衆寮みたいな建物が続いている。
また小さなピークがありパゴダが並んでいる。
このゲートから先は履物を脱いで持っていこう。
シュエダゴンパゴダ型のパゴダが5基並んでいる。
床は熱くならないタイプなので日本人が裸足で歩いても大丈夫。
仏殿があった。
都会のお寺によくあるようなガラスを多用した仏殿。
お坊さんの写真があるので、このお坊さんがこのお寺を建てたのだろうか。
仏殿の内部は三廊式のキリスト教会のような雰囲気。本尊は緑色。もしかするとガラスで出来ているかもしれない。
建物の床は顔が映るくらいにピカピカ。高価そうな壺も並んでいる。
パゴダのほうを見ていこう。
5基は一直線に並んでいて、その中央のパゴダは基壇に入れるようになっている。
扉が開いていたので入ってみる。
中央の四天柱の中に、四面仏があった。
残りの2基のパゴダ。
シンティワリ堂。
パゴダから出ると、階段を下りながらまだまだ敷地が続く。
左側にある八角の建物は鐘堂。
中には銅鑼や木魚が下がっていた。
建物が続く。
信徒向けの食堂だろうか。
また仏殿があった。
内部にはタイ風の仏陀。
ここからはメインの通路に屋根がある。
僧房かな。
得度堂かな。
回廊を降りていく。
やっと山門に出た。
そこからさらに降りて行くと総門がある。北側がこの寺院の正門になる。
それにしてもこんな山頂によくこれだけの大寺院を建てたものだ。徒歩ではお参りできないだろう。当然だが、この日は一人の参拝客もいなかった。
(2019年03月17日訪問)