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ホームミャンマーカレン州の洞窟寺院シュエダゴンパゴダの仲見世

シュエダゴンパゴダの仲見世

参道の階段街はめくるめく土産物の小宇宙だ。

(ミャンマーヤンゴン管区ヤンゴン)

地図・MAP
 
   

観光のガイドを頼むとき、現地のガイドさんが客に見せたいものと、客が見たいものが微妙にマッチしていなくて歯がゆいことがある。

シュエダゴンパゴダは広大なので、案内してくれる人によって見せてくれる場所が違ってくるのはある程度はしかたないにしても、今回の旅行の初日に訪れたときの案内人と、最後に訪れたときの案内人のどちらもが、仲見世(参道の土産物屋街)に連れていってくれなかったのには困った。

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そうなってしまうのは、外人用の料金所からのアプローチに主な原因があるように思う。

外人用の料金所は参道の階段街とは別の場所にあり、そこで料金を払ったあとエレベータに乗り、水平の渡り廊下(左写真)で境内に入るようになっている。帰路はその逆である。

そのため、外国人は階段街を通らずに寺に出入りできるのだ。

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このときも山上の伽藍を見て、そのまま帰ろうとする案内人を呼び止め、土産物屋街を見てから帰りたいと告げた。どうも、もっと高級な店や外国人相手のマーケットに連れて行くから、仲見世の仏具や安っぽい土産など必要ないだろうと思っていたみたいだし、それ以上に案内人自体がこの仲見世で売っているものに興味がないみたいだった。

案内人を説得して、階段街へ向かう。そのとき伽藍配置図に書かれていない外周の通路を通った。

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実はシュエダゴンパゴダの境内は、胎蔵界曼茶羅のように多重になっているのだ。案内図にあるのは最上部の階層だけで、その外側にも通路があり、寺に勤める僧の住居やバックヤードになっている。

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途中にあった工房。

なにか木彫のようなものを作っていた。

シュエダゴンパゴダには無数の塔や建物があるので、常にどこかで修復作業をしている。

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途中で見かけた水がめ。

ミャンマーでは寺の境内や人家の門などでよく見かけるものだ。道行く人などに水を施すものである。

最初、これは日本でいう施餓鬼棚のような飾りで、実際に飲む人はいないのだと思っていたのだが、もしのどが渇けば本当に飲んでもいいのだと知った。蛇口がついているタイプのものはよく現地の人が飲んでいた。

ただし日本人はまねしないほうがいいだろう。

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これから階段街へ向かう。

左写真はエレベータの渡り廊下からみた階段街の外観。土産物屋街といえども、外観は寺院っぽく装飾されている。

屋根があるので真夏でも足下が熱くならないのがうれしい。

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これが土産物屋街からみた、山上の境内への入口だ。

ここにもセキュリティーゲートがある。入場料を支払ったことを示すシールを貼っていれば、その日のうちは何度でも出入りできる。

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階段を下りてゆくと、両側に土産物屋が並ぶ。

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売っているのはほとんどが、お寺に関係するもの。お供え物、仏具、仏像、僧侶のブロマイド、寺の絵はがきやペナントなどである。

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夢にでも出てきそうなすばらしい眺め。

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これはお供え物のお店。

紙で出来た傘蓋(さんがい)型の造花やローソクなどを売っている。

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これを買って、守り本尊にお供えすればよい。

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金メッキの仏像がたくさん売られている。

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電飾で光る仏像もある。

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日本でいう高坏のような仏具。

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仏壇ショップ。前回来たとき、珍寺大道場の小嶋さんはこのガラスでできた仏壇みたいなものを買っていた。よく割らずに持ち帰れたものだなあ。

私はといえば、そのときは出家用の袈裟一式を買った。

そんな感じで、ちょっと普通では買えないお土産でも、気軽に売ってくれる。

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おっさんも売っていた。木彫りや石膏製でけっこうな重みがある。

今回は、手荷物がいっぱいで買えなかったが、次回来ることがあればぜひおっさんを買って帰りたいと思っている。

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張り子屋さん。

いろいろある土産物の中でも、特にミャンマーらし土産だ。良く言えば素朴、悪く言えば雑な造りなのだ。

江ノ島あたりで見かける「いやげ物」でももう少し丁寧にできていると思う。

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今回私が主に購入したのはこのピンク色のダルマ。

俗に「ミャンマーダルマ」と呼ばれるものだが、信仰上の位置づけや歴史などはどうもはっきりわからない。観光ガイドの人に聞いても「ラッキーアイテム」だとか、「七転び八起きの象徴」という程度の説明しか得られなかった。実際には単なる土産物ではなく、寺の境内でも見かけることから、仏教かナッと関係あるものだと思うのだが。

なおダルマには男女の違いあるので、ペアで購入しよう。

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鼓と黄金のフクロウ。

フクロウは張り子で、これもやはりオスとメスがある。おなかに子フクロウを抱いているのがメスだ。

買うときはペアで購入しよう。

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張り子の動物たち。

赤いのは牛。ほかにキリン、ゾウ、トラなどがあった。今回私は牛を購入。造りや塗りは当然のことながらミャンマークオリティー。

あまり造りのよい土産物を求めると、タイ製だったりするので、真のミャンマー土産を探すなら、多少の雑さには目をつぶるしかない。

ヤンゴン市内にはほかにも観光で見られるパゴダがいくつもあるが、今回はあまり時間もなかったので、他のパゴダには立寄らず、カレン州に向かったのであった。

(2014年01月21日訪問)

   

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