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ホームミャンマーカレン州の雨季シュエモードパゴダ

シュエモードパゴダ

ミャンマーで最も背の高いパゴダだという。

(ミャンマーバゴー管区バゴー)

地図・MAP
 
   
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休日、せっかくヤンゴンまで出向いたので、ヤンゴンの近くのバゴー(ပဲခူး)という町に観光に行くことにした。ヤンゴン市街地からバゴーまでは片道2時間あれば行ける。タクシーを1日チャーターして日帰りででかけた。

バゴーは、ヤンゴンからミャンマー北部、東部へ行く街道が通っておりたくさんの車が行き交うにぎやかな街だ。そして、著名なパゴダや寝釈迦などもあり、ヤンゴンから日帰りで行ける手ごろな観光地でもある。

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最初に向かったのは、シュエモードパゴダ。バゴー市内の地図を見ると、正方形の堀に囲まれた城塞都市のような地割りがあり、パゴダはその中にある。

道の先に、ちょっとスケール感がおかしいくらいに巨大な金色の物体が見える。

高さは114mあり、ミャンマーで最も背の高いパゴダともいわれている。

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山門が見えてきた。

ミャンマーの山門は大きくなると、このように2間になり、車が双方向で通行できるようになる。

日本では門は偶数の間数になることはなく、車が通れるくらい大きくなる場合は1間のまま巨大化する。

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山門をくぐると、右側はバスターミナル、左側には本坊と思われる建物が見える。

こんな建物がもし日本にあれば、それだけで周りをうろちょろしたくなってしまうのだが、ミャンマーの大きめの寺院の本坊としてはありがち。

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チャーターしたタクシーは、寺の入口のすぐそばまで行ってくれた。すぐにタイル張りの参道なので、タクシーのなかに履物を置いて、裸足で参詣にいく。

それにしても、このライオンは巨大だ。3階建てのビルくらいはある。

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回廊の入口で、放鳥屋のおばさんが声をかけてきた。

鳥カゴの中にはわりときれいな小鳥が詰め込まれ、しきりにさえずっている。キンパラという鳥のようだ。文鳥に似ている。

この店で鳥を買って放生することで、功徳を積むというというのである。聞いた話では、鳥は訓練されていて、このおばさんの家に戻るので、何度でも使えるとか。

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でもまあ、せっかくなので放鳥してみた。1回、50円だった。

おばさんがそっと小鳥を握らせてくれる。鳥もなれているのか、あまり暴れることもない。手のひらを広げると、すぐに飛んでいった。

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放鳥屋の向かいには、小鳥の丸焼きが売っている。まさか同じ鳥じゃないよね・・・

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ここから先は回廊になっている。土産物屋は数軒ある程度で、広々としている。

左に見えるのは料金所。

入場料金は外国人はなんと1,000円。びっくりするほど高い。ミャンマー人の月給の1/10に相当する。でもあとでチケットをよく見たら、1週間有効でバゴーの他の寺や寝釈迦の共通入場券になっていた。券を捨てないように注意しよう。ほかに、カメラチャージが30円。

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途中には脱衣所があった。

ジーンズなどで来た女の人が寺参りの正装であるロンジーというスカートに着替えるための場所だ。

外国人観光客はたぶんジーンズでも許される。

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階段を上り詰めると、正面には層塔のようになった礼拝所。内部は一階建てであり、層の部分には上がれない。

ちょっとタイ風にもみえるが、ミャンマーではモン州を起源とする様式らしい。

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礼拝所を回り込むと、パゴダに対面する。

基壇は八角形をしており、基壇部分にも無数の小さなパゴダがあるのは、ヤンゴンのシュエダゴンパゴダと似ている。

もちろん外周には八曜日の本尊がある。その間には無数の赤い小さな祠がびっしりと並んでいる。これは個人が、供養のために奉納したものだ。

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ちょうど晴れ間が出てきて、パゴダの金色の輝きが非現実的に感じられるようになってきた。

見上げていると、何かいろいろなことがマヒしてくるようだ。

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パゴダの周りをひと回りできるようになっていて、外周にはいろいろな堂宇が並んでいる。

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木陰もあり、疲れたら一休みすることもできる。

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この寺で見逃してはならないのは、実は外周にあるゲーム系賽銭箱だ。

ミャンマー人も好きみたいで、人だかりができている。

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これは円形の檻みたいなところの中心でボートが回転しているという賽銭箱。

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ボートにはそれぞれ御利益が書かれている。私は「宝くじが当たる」というボートめがけて丸めたお札を投げたが、はじき返された。ちなみに、現在ミャンマーには硬貨はないので、小額のお札を小さく畳んで硬貨の代わりに投げるしかない。

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こっちにも人だかりができている。

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シンウーパゴというお坊さんがのコーナーのようだ。

托鉢の鉢を持って、斜め上を見上げているのがこのお坊さんの特徴。見上げているのは太陽の位置を確認しているのだともいう。その姿が天候を確認しているように見えることから、船乗りなど海に関係する人の信仰が厚い。

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この賽銭箱も海の波を表現しているのだろう。鉢が上下するのがカルチャーショックである。

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ここは四角い檻。

ん? 誰もいないのだが・・・・

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動いていなかった。

やっぱり動かないとだれも賽銭を投げ込まないようだ。

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講堂があった。

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普段はがらんとしており、信徒休憩所のように使われている。

日本でいうと、巡礼者が野宿できる「通夜堂」みたいな雰囲気だ。

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大胆にごろ寝している人をけっこう見かける。

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建物を順番に見ていくのだが、だんだん飽きてくるのか、先に行くにしたがって人がいなくなる。

この辺りの建物をひとつひとつ見てるのは私くらいしかいない。

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チャウサという石碑。寺の歴史などが書かれているというが、柵があって近くに行けないので、これはミャンマー人でも読むことはできないだろう。

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エキセントリックなダルマがいた。

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さまざまな造形のおっさん。

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パゴダが大きいわりには、石柱は小さかった。

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これは1930年の地震でパゴダが倒壊したときの残骸だという。

ミャンマーでは古いパゴダをどんどん新しく作り替えてしまう。そのせいで、バガンは世界遺産になれないともいわれているが、お寺を美術品のように見るのではなく、厚い信仰がそれをさせているのだから一概には非難できないと思う。

(2014年06月21日訪問)

   

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