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ホーム岡山・水車と鍾乳洞を巡る(2日目)岡山城

岡山城

天守閣は不等辺五角形の複雑な建物だった。

(岡山県岡山市北区丸の内2丁目)

地図・MAP
   
   
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旅の2日目。岡山市内に宿泊したので、午前中は岡山城と後楽園、それに中心街のアーケード商店街をぶらつくつもりだ。

まず岡山城へ向かう。駐車場はいろいろとあるようだが、無駄に歩く距離が少ない烏城公園駐車場という南側の駐車場にいれた。あとで知ることになるが、天守閣を見学すると駐車料金が割引になるので、駐車券を持って城内に入りたい。

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南側の堀の橋を渡り、かぎの手の石垣を通って城内に入る。

岡山城の本丸は地面のレベルが3段になっていて、このあたりは最下層のレベルになる。

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ここからつづれ織りのように、第2のレベルの曲輪へと上がっていく。

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ここには不明門という櫓門がある。再建で鉄筋コンクリート造。

門の奥に見える石段を登ると、本丸の最上段の第3レベルへと至る。

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第3レベルに展示してあった、天守閣の礎石。

現在の天守閣は鉄筋コンクリート造の再建なので、礎石だけを別の場所に移設して展示してあるのだ。

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同じく第3レベルにあった六十一雁木上門、再建。

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天守閣。戦災で焼失したのを再建したもの。

あれ? 写真を見て想像していたより小さい!

初期の天守閣に見られる望楼型の特徴が見られる。つまり、下の2階の入母屋の建物の大棟の途中に、望楼を載せたような造りである。

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内部は完全にコンクリ的な造りなので、面白みがない。

もっとも近年、木造で再建された城郭もあるが、木工事がきれいにそつなく造られているので、面白いかというと実はコンクリ造と大差はない。

やはり古い木造建築で、歪んだ材木とか接いだ材木とかが自然石の礎石の上に危なっかしく載ってたり、曲がりまくった松材をパズルみたいに組み合わせて、無茶しやがってという感じの小屋組みや、薄暗く埃っぽい妖怪が住み着きそうな雰囲気がないと面白くは感じないのだ。

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最上階は欄干もなく、ガラス窓のはめ殺しなので、登っても全然爽快感がない。これ、閉所恐怖症の人は息が苦しくなるんじゃないだろうか。

望遠鏡が設置してあるが100円を入れるというえげつない観光地仕様。入館料が800円(当時)もして、コンクリのビルの中を歩くだけなんだから、せめて望遠鏡くらいタダにしてはどうか。

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ガラス窓から後楽園方面が見える。

水面は旭川で、城の掘割を兼ねている。奥の橋を渡って後楽園へ行ける。

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城内の鉄砲狭間(ざま)

内側から見たところ。

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鉄砲狭間を外側から見たところ。

狭間はふつう、内側が射撃しやすいように広くなっていて、外側に向けてすぼんで細い穴になって開口している。

ところがこの狭間は外側に広がりがあり、これじゃ鉄砲弾が中に入ってしまうような気がする。この再建、合ってるんだろうか?

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ほとんどの建物が再建の岡山城内で、現存する建築物の月見櫓。

国指定重要文化財。

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3層3階で、1階は食料庫、3階は座敷になっているという。

入口は2階部分にある。

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入口の反対側から見ると、3階建てだということがよくわかる。

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月見櫓の横にあった鉄砲狭間。

下半分が石垣に組み込まれている珍しい造り。

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北門にあたる廊下門。

再建、鉄筋コンクリート造。

ここを出て後楽園のほうへ行ける。

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岡山城は後楽園側から見るようにデザインされているのだろう。

このアングルから見たとき、その複雑さが際立って、迫力がある。

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なにしろ天守の1階は不等辺の五角形で、壁の角度、破風の角度などがそれぞれに微妙にずれている。設計図なしで造り始めたら収拾つかなくなっちゃいましたというような、謎の造りなのだ。

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旭川の土手。

川は本丸を巻くようにカーブしていて、北、東、南の守りは堅い。

そういえば、岡山城にはほかに西丸西手櫓という現存の櫓があるとあったが、見あたらなかったな。

あとで調べてみたら、ちょっと離れたわかりにくい場所にあったのだった。

スマートフォンがない時代の旅はこんなもんである。

(2003年04月28日訪問)

     

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