タトン市街まで戻ってきた。
その町外れに真っ赤に塗られた二階建ての建物がある。
円窓や龍の彫刻から、中国のお寺であろうと思われた。
ミャンマーにも華僑というか中国系の住民は多く、道教のお寺もときどき見かける。
「九天玄女廟」とある。
調べてみたら、やはり道教の女神だった。
一階は施錠されていて入ることはできなかった。
円窓から中を覗くと、祭壇のような作りは確認できたが、神像などはなくなにも祀られていない。
二階へ登る外階段には野良犬がごろ寝。
犬を刺激しないように二階に登ってみたが、やはり扉が施錠されていた。
一階の礼拝堂部分の屋根は独立した切妻で、雨が建物側に流れるようになっている。これは雨漏りしそうだな。
二階の欄干には龍の彫刻と宝珠が見える。
もしかすると宝珠は夜光るかもしれない。
(2015年11月28日訪問)