タトンの町外れにある大きなパゴダ。
ぴかぴかの山門が国道に面しているのですぐにわかる。
山門には「トゥナボゥンシュエサンドージェディ」とある。「タトンのシュエサンド寺院」というような意味。
シュエサンドーパゴダといえば、バガンで観光客が登って夕日を眺める(2016年現在は登楼禁止)パゴダか、もしくはピィという町にある巨大寺院シュエサンドーパゴダが有名。ここはその末寺か何かか。
GoogleMaps によれば、なぜかパゥタムーパゴダとある。
露店のほとんどは営業していないようだが、撤収していないところをみると、夜から営業するのかもしれない。
満月祭はもう終わっているのだが、何か別の祭りがあるのだろうか。
移動写真館があった。
たぶん貸衣装もやってるんじゃないか。
これまでにも何度か見かけたが、一度入ってみたい気もする。
参道の突き当りには、逆さ懸魚タイプの山門がある。
ただし、パゴダにつながる本来の山門は、参道から左にオフセットしたところあった。
なんでこんな作りになってしまったのだろう。
こちらがパゴダに接続する山門。
露店の裏側にひっそりとある。色合いも地味だ。
境内はすべてタイルが敷き詰めてあるので、ここでサンダルを脱いで入ることにした。
山門は一種の八脚門で、左右にライオンがいる。
日本の八脚門に金剛力士像があるのと同じ感覚だ。
山門からは短い回廊があって、パゴダ拝殿へと接続している。
回廊の天井は「モン様式
パゴダ拝殿はモザイクミラーでギンギラギンだ。
パゴダ拝殿の内部はいたって質素。
これから飾りを増やしていくのかもしれないが。
パゴダ拝殿を外からみたところ。
ペアとなるタコンタイは金色で、てっぺんにオシドリがいるタイプ。
パゴダはシルエットが緩やかなカーブを描いていて、すらっとしていて美しい。
寄進所があった。
パゴダのてっぺんの傘蓋の部分の寄進を集めているみたいだ。
内部は講堂のようだった。
パゴダの北側にある建物。中には入れないし、拝殿のようなものとも思えず。なんだろう。
屋根はモン様式。
通常、パゴダには東西南北の4つの遥拝所が設けられる。それは仏陀が出家を決意した「
鐘つき柱。
境内にはお堂が多い。
これは説話ジオラマ館。
仏陀に背を向けてパゴダを拝んでいる人たちがいる。
ほかではあまり見かけない場面のジオラマがあった。
この寺は境内の外側にもパゴダがいくつかある。
これはパゴダと仏像が一体化したタイプ。パイナップルみたいなウロコがある。
そもそもパゴダ自体が仏陀を表わす記号なので、それと仏像が融合しているのはどうなんだ?
(2015年11月28日訪問)