先ほどの橋があった村の西側から、今度は反対側の東側まで移動した。
すると、またもや屋根付橋を発見!
すごい、この村、すごすぎる。
橋全体に屋根が付いた、完全と言ってもいいほどのすばらしい屋根付橋だ。橋脚はレンガ、橋桁、橋床、欄干すべて木造で、うっとりするほどの風情。
周囲の緑の多い落ち着いた風景ともなじんで、ちょっとした楽園のような場所。人に教えず自分だけの秘密にしておきたいくらいの橋である。
幅員は1.5mほどで、歩行者と二輪車くらいしか通行できない。
橋は地面の高さより少し高くなっている。
下を舟が通行しやすくするためだろう。
ちょっと撮影しているあいだにも、何人もの村人が通りすぎる。村の東側へ抜ける重要な道でもあるのだ。
川の水位はここでも下がっている。
この橋から上流はもう舟で進むのは困難そうだ。
残念ながらこの屋根付橋は自動車が通れる普通のラーメン橋に掛け替えられてしまった。
(2015年11月29日訪問)