大日寺からほど近い場所に平安時代の仏像を多数所有する寺があるというので行ってみた。寺の名は東高尾観音寺。宗派は天台宗。
国重文の千手観音立像と十一面観音立像ほか50体近い仏像があるというが、RC造の保管庫に入っているうえ、人もいなかったので見学することはできなかった。
それほど多くの仏像があったということは、この寺も大きな寺だったのか、あるいは、滅亡した大日寺から避難した仏像が納められたのかは不明だ。
仏像は見れなかったので、案内板を紹介しておく。
本堂は三間四方の宝形造。
本堂の左手には庫裏。
これはなんだろう? 鐘堂か。
床があるのでぱっと見には茶堂のようにも見えるが、伯耆地方では他に茶堂は見かけなかったので、はやり鐘堂だろうか。
(2005年05月04日訪問)