次の目的地へ移動中、道ばたに仏殿があった。
この道は2015年にこの辺りを調べたときに通ったのでそのときにあれば気付いていたはずだ。たぶんその後建てられた新しい仏殿なのだろう。
壁のない吹き放ちのお堂にぽつんと祀られた丈六仏。
ミャンマーの仏像の水準からすると「大仏」と言ってしまうと語弊があるが、でもまあ日本ならば大仏といえなくもない大きさ。
ジィナマンオン寺院と呼ぶべきかもしれないが、寺院というほどの構成でもない。なのでオマケで「ジィナマンオン大仏」としておこう。
印相は触地印、白い肌、金色の僧衣、光背はLED式。まさにミャンマー仏の典型的な姿である。
けばけばしい造花が色を添えている。
大仏の前に置かれているテーブルセットは、大仏と静かに語り合うためのものなのだろうか。
仏殿の背後には大きな樹が立っている。菩提樹ではなくて、たぶんバンダーという樹だと思う。日陰を作るために植える樹だ。
(2019年03月27日訪問)