ポンドゥーパゴダ

おまんじゅうみたいな形のパゴダ。

(ミャンマーモン州タトン)

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タトン市街のお寺はAH1号線の東側、つまり北タトン山脈のふもとに密集している。一方、AH1号線の西側には数えるほどしかない。

しかも修行専用の僧院ではなく、仏塔のあるパゴダのようなお寺は本当に少ない。ここはその少ないパゴダのひとつ。

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境内の東側に山門がある。

時刻は16時半。もう西日が傾きかけている。きょうも一日がんばった。お寺はこれで最後にしよう。

山門から直接回廊に入り、そのままパゴダ拝殿にいくスタイル。横からみるとおまんじゅう型のパゴダが見える。

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でも、山門の前まで来ると、回廊とパゴダ拝殿のせいでパゴダが見えなくなってしまう。

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雨季の雨の中や、タイルが焼けつく乾季の参詣でも回廊とパゴダ拝殿があれば楽にお参りできるけれど、パゴダも見えないしこれは善し悪しだ。

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回廊の中から左手を見ると懸崖造りの講堂が見える。

パゴダは少し盛土された土地に建っているが、これはおそらく自然地形ではないかと思う。

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パゴダ拝殿のへの階段の手すりにはナーガとガルーダの像がデザインされている。

聞いた話では、ミャンマーの民話ではナーガ(ドラゴン?)は、ガルーダの餌なのだそうだ。いつかその民話について書く機会があればいいのだけれど。

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ガルーダは人間がかぶり物をしているような造形でなんだかキモい。

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パゴダ拝殿の内部。

仏像は1体だけで、普通。

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パゴダ拝殿を出て繞道をひと回りしてみる。

特徴的なおまんじゅう型の覆鉢。おっぱいパゴダの一種と入ってもいいかもしれない。

外周には八曜日の遥拝所あり。

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とりあえず北西の牙のないゾウにお参り。

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パゴダの裏手、西側にも参道があった。

この参道は映画館のあった池の外周の道路まで続いている。映画館を見たあと、この参道にも気付いたのだが、裏門みたいだったのでわざわざ回り込んで表門から入ったのだ。

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聖人紹介所。

左側のシンティワリはよくある右向き。

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初転法輪仏。

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対になるタコンタイ。

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鐘つき柱などがあった。

(2019年03月27日訪問)