渡船場を離れて少し走ったコォウェ村の中に僧院の山門があった。
山門の上に仏塔が乗った型式なので、中にも仏塔があるのかな。参詣してもよさそうだ。
私の人生において、この道を通ることはもうないだろう。せっかくだから参詣しておくか。
このお寺は基本的には僧院のようだが、参道の正面に仏塔があり、逆に修行のための施設はそれほど充実していないので○○僧院とはせず、○○パゴダというタイトルとした。
パゴダの形状はシュエダゴンパゴダ型だが、全体的に縦に引き伸ばされたようなシルエットだ。
対になるタコンタイのてっぺんはオシドリ。これはモン州の特徴だ。
僧房は2階建て。
2階に広いベランダのような空間があり、吹き放ちになっているのは講堂だろう。こうして吹き放ちにしておけば多少は風が通って快適だし、停電しても光が得られるからだ。
こちらは僧侶の住宅かな。
境内の隅には得度堂と思われる建物があった。
得度堂と思う根拠は回りに柵があることだ。
(2019年03月01日訪問)