きょうはあとひとつだけお寺に寄っていくとしよう。ミャインカレイ村の中心地、三差路にあるヒンドゥ寺院である。
ここはよく通る場所なので前から気になっていたがヒンドゥ教は入っていいのかもよくわからなくていつも素通りしていたお寺だ。
山門は小型の塔門。
足場が作られているのでたぶんペンキを塗り直すのだと思う。
境内に入るとすぐ右手に大きな菩提樹がある。幹がピンク色に塗られているのが、いかにもヒンドゥ寺院という感じ。
本堂は手前に塔門がないタイプ。
境内の入口に塔門があるので、本堂の上には必要ないということなのだろう。
聖室の上のドームはいま塗り直している最中のようだ。
ミャンマーは南国で日差しも強いし、彩度の高いペンキは耐光性も弱いだろうから頻繁に塗り直しが必要なはずだ。
では本堂に入ってみよう。
本堂の手前には屋根のある空間があって、そこにもかなりの人数が入れそう。床にはランゴリが描かれている。
拝堂の前には狛犬のように馬が2頭いる。
油獣はなんと色付き!
黒光りしているだけが油獣ではないんだ。
聖室の眷族。
左側はガネーシャ。
きょうここまでに見てきた2つのヒンドゥ寺院のいずれも、この位置の神様はガネーシャだったので、神様の配置には規則性がありそう。
右側はヒゲのオヤジ。
そのさらに右側には仏陀。
本尊は四臂の女神。電飾光背が絶賛稼働中。
光背の上部に怪獣みたいな顔があるのが面白い。
本堂の中に半鐘が下がっていた。
(2019年03月16日訪問)