きょうは一日、阿蘇山を観光するつもりだ。
阿蘇のカルデラは火山が陥没した地形だから、カルデラの中に入るには外輪山と呼ばれる外周の山脈を越える必要がある。黒川温泉方面からは、県道11号と国道212号の2つのルートがあるが、今回は国道212号線を通ることにした。
下のGoogleMapsの衛星写真の矢印の場所になる。
ここには大観峰という山頂があり、眺めがよいことが知られているけれど立ち寄らず、そのまま国道を通ってカルデラに入ることにした。
でも国道212号線にも所々に数台が駐車できる小さな展望所があり、そこからカルデラや外輪山を展望することができた。
外輪山を見渡すことができる。
あー、でもせっかくだから大観峰に行けばよかったかな・・・。
大観峰付近の山頂も高木がない。
ここも人間が茅場などに利用した場所なんだろうか。それとも単純に最新の火山活動から植生が復元していないだけなんだろうか。
阿蘇五岳と呼ばれる、中央火口の山体。
少しかすんでいるけれど天気はよさそう。きょうこれから火口まで行くつもりなのだ。
カルデラ内は平坦になっていてほとんどが水田だ。かつてあったカルデラ湖の湖底に堆積した地形だ。
カルデラ平野内にある独立丘陵。
針葉樹が生えているのが北塚、茅場になっているのが本塚という名前で、小さな火山だという。
私が住んでいる四国の高松平野も古いカルデラで、ビュートという小山があって景観は似ているけれど、成り立ちはまったく違う。
阿蘇山側から見た北塚と本塚。
北塚は半分が植林、半分が茅場になっている。
地図を見てみたら、本塚は登ることができるようだ。
(2011年08月08日訪問)