勝浦川の河口近く。
背景には徳島市のシンボル眉山の山並みと市街地のビル群が見えている。
勝浦川の河口近くに江田橋という沈下橋があるというのは、徳島県民にも意外に知られていないのではなかろうか。
吉野川の沈下橋群は県民ならすべての橋を1度や2度は通ることはあるだろう。だがこの江田橋は、ちょっと利用するシチュエーションが思い浮かばないのだ。私自身この橋を通ったのは1度だけ、右岸の大原町にあるイタリアンレストランへ行くのに「ちょっとひねくれてみるか」という動機で通った限りである。
橋の近くに住む人が通院したり、高校生が通学で通ったりする程度じゃないのかな。
四輪車は通るのがやっと。
橋長は約250m。
四輪車は取付け道路の部分からして離合できないので、進入する前に対岸に対向車が来ていないかを確認しないといけない。
なお、橋上は自転車と四輪車の離合も不可能だ。
沈下橋にしては欄干が高いので、車が脱輪する恐怖感はないけれど、けっこうタイヤを擦った跡が見られる。
でもゆっくり丁寧に走れば、冷や汗が出るというほどではない。
でも基本的には自転車やバイクのための橋なのだろう。
勝浦川は大きな川だが、途中に人口の多い町がないので下流部分でも水がきれい。
ヒドリガモの群れが泳いでいた。
一番近くにある抜水橋は国道55号線の勝浦川橋だから、冠水すると1kmの回り道になる。
(2007年01月03日訪問)