
明戸床止め工の右岸にいる。
と、言っても左岸を訪れた初夏から2年前の、秋も深まりつつある頃。飛び岩河原という景勝地(?)を見に来た。

駐車場から川まではかなり広い河畔林が広がっていて、この中を抜けて行かなければならない。
ぎりぎり踏み分け道はあるけれど、あまり整備されている感じはない。

途中開けた場所に出た。
2008年ごろ明戸床止め工の建設工事のための資材置き場や駐車場などに整地した跡だ。
10年以上たってもまだ高木は進出しておらず、ニセアカシアがぽつぽつ生えている程度。

メドハギかな?

荒れた感じこそが極相とも言える河畔林、これが大好きっていう人いるのだろうか・・・。

明戸床止め工の左岸に出た。
ここから上流側が飛び石河原と呼ばれる場所。

地層が河道を横断するように露頭していて、その様子がまるで飛び石みたいに見えるからそう呼ばれている。
とはいえ地表からだとちょっと分かりづらい。
少し高いところから見てみるとその様子がはっきりわかる。

ちょうど川を横断するように地層が浮き出ているので、まるで人工的な横断構造物みたいだ。

水辺まで近づいてみることにした。
河原にはミゾソバやセンダングサが繁茂していて、どう歩いても種まみれになる・・・。

飛び岩は

化石の採集地らしいが、ちょっと見たくらいではわからない。これは誰かが採集した跡か?

岩の頭が断続的に水面から出ているけれど、その上を歩いて対岸まで行けるわけではない。
流れもそこそこあるし胴長でも履いていないとちょっと無理だろう。

でも面白い場所なので、川遊びで来てもいいような気がする。
楽しく訪れるには途中に続くセンダングサの茂みがネックになる。
(2023年11月05日訪問)