サイトロゴ

ホームミャンマーカレン州の洞窟寺院コッゴン洞窟寺

コッゴン洞窟寺

13世紀ごろの彫刻や壁画が残っているという。

(ミャンマーカレン州パアン)

地図・MAP
 
   
写真

サルウィン川にかかるサルウィン橋。ヤンゴン方面からAH-1号線を通ってパアン市に入る直前にある大きな橋だ。その橋の西詰めをサルウィン川に沿って3kmくらい南下したところに、コッゴン洞窟寺とヤティピェン洞窟寺という2つの洞窟寺院がある。

写真

洞窟へ向かう途中の道ばたで見かけたカフェ。

左が住居兼駄菓子売り場で、右側がカフェになっている。こんな感じのお店が道々にけっこうあるのだ。

写真

これは農村ではちょっと裕福な家のたたずまい。レンガ造りで中国ふうの住宅。

写真

コッゴン洞窟寺がある独立丘陵。

このように平野から山が突然に突き出している。パアンではこうした独立丘陵のほとんどに何かしら寺があるようだ。

写真

お寺に到着。

総門は山廊付きの一間一戸楼門。これはもう「楼門」とい言ってしまっていいだろう。

楼門の二階には、中央に仏陀がいて、その廻りを神々が取り巻いて合掌している。

この寺は山門の下からモルタル敷きになっているので、門の先は裸足にならなければならない。

写真

総門を過ぎると巨大な白いライオン。

その前には駄菓子の露店が出ていた。

写真

この寺は、崖に彫刻や文字が刻まれていて、寺院というよりも古代遺跡のような扱いになっている。拝観料もあったが、代表者がまとめて払ったため金額はわからなかった。

写真

途中の庫裏の裏手に、岩を削り出して作られた石段が見えた。

これ、もし日本だったら絶対登るんだが・・・。

写真

現代的な水がめ。

こういう清潔な水がめでは、現地の人がよく水を飲んでいる。

日本人が飲んでおなかが大丈夫かどうかは不明。

写真

入口に観光案内板があり、表側はミャンマー語、裏側には英語で解説があったのだが、「ここにある仏像や壁画はバガン朝後期(13世紀)の仏教史の研究上重要なものだ」というようなことが書いてあるだけで、どのへんがどう貴重なのかはわからなかった。

それでも年代が書いてあるというだけでも、ミャンマーの観光案内板としてはかなりすごいことだが。

写真

崖の上部には磨崖仏があり、下は現代の仏像。

遺跡といっても、ここは寺なので後の時代にも仏像が増築されていて、古いものと新しいものがまぜこぜになっている。

写真

見上げると、かなり高いところまで仏龕(ぶつがん)がはめ込んである。

写真

仏龕の拡大。

ひとつひとつは20cmくらいの大きさ。

漆喰で貼り付けてあるのでところどころ剥落している。

写真

あとで知りあった現地の人がこの洞窟についての論文を出版していて、それをプレゼントしてくれた。

その論文によれば、この仏龕は信者が奉納したもので、主な年代は15~17世紀だという。それよりずっと新しいものもありセメントで貼り付けられている。

日本でいえば絵馬のようなものだ。

写真

磨崖仏。

右には涅槃仏、中央は立像、左は座像。

写真

磨崖仏の近影。

写真

右奥に見えるのは、石筍を加工して作ったと思われる塔。この塔は19世紀末の写真にすでに写っているので、少なくとも現代のものではない。

右側の建物の屋上に登れるので、高いところにある仏龕を近くで観察できる。

写真

一部分、鉄格子がしてある場所がある。

この中にはモン族の古代文字の碑文がある。年代は5~6世紀ともいう。年代判定が確かならば、ミャンマーに仏教が伝来する以前のものであろう。

写真

これがその文字。

何が書かれているのかは解読できていないそうだ。

写真

もう一箇所、鉄格子がしてある場所がある。

ここには特に古い仏像が置かれている。

写真

これがその古いとされている仏像。

上半身の衣が透けるようになっていて、ミャンマーの仏像とは違っている。

なんとなく、クメール(現在のカンボジアとタイ)の仏像に似ているような気がする。

写真

さらに先に進むと、崖がくぼんで洞窟状になっている。

その入口付近にあった大仏。

大味にできているので写真で見ると大きさは感じられないが、高さ5mくらいはある。

写真

その右手にあった、物語が彫刻されいてる岩。

フルカラーで塗られているのがおもしろい。

写真

洞窟の最深部。

このように外の明かりが届くほどしか奥行きはない。最深部で50mくらいだろうか。

右奥のほうに支洞を思わせる暗がりがあるが、そこもあまり深くはなかった。

写真

一番奥の寝釈迦の前にじゅうたんが敷いてあったので、そこで拝礼した。

写真

寺の庫裏群。

(2014年01月23日訪問)

   

関連スポット

この旅で見た他のスポット