これで今日はおしまいにして飯にしようと思っていると、ちょうど恵林寺の参道に洒落たそば屋があった。ちょっと高そうな店ではあったが、坪庭などがあり雰囲気もよいので覚悟を決めてのれんをくぐる。だがなぜか店の人が出てこない。
ん~、貧乏臭い一見客とみて相手にしないのか。仕方なく店を出てふと見ると、店の前の道は城下町の風情を感じさせる町並みだった。
道の両側には水路があり、広い敷地のお屋敷が続いている。
場所から言うと城跡からは少し離れた位置にあるので確信は持てないが、ただならぬ気配を感じる道であることだけは確かだ。
同じ道で見かけた店蔵。ナマコ壁がきれいだ。
西日を浴びて光る清楚な蔵はしもた屋になっていた。
(2001年09月22日訪問)