平石山

人工林に覆われた暗い山頂。

(徳島県勝浦町沼江了仙寺 平石山)

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この日は午前中まで雨で、飯谷小七釜の滝を見たときにはまだ道が濡れてる状況だった。

でも昼過ぎから明らかに雨が上がったので、ちょっと山登りでもしてみようかと思い立った。

向かうのは中津峰山からの尾根つづきの山頂のひとつ、平石山。山登りして楽しい場所かどうかわからないけれど、自分の名前の付いた山なので一度は登ってみようかと思っていたのだ。

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ルートは飯谷小の近くから谷に入った、牛屋谷という集落のどん詰まりから登り始めることにした。

集落が標高200mくらいあり、山頂は648mなので約450mの登高。まあ、元気なときなら躊躇するような登りではない。

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運動のようなつもりだったからサイトで紹介するつもりもなかったので、大して写真も撮っていない。

もっとも、このころはGPSもなかったので、写真とっても同じような林の写真になるばかりでどうしようもないんだけど。

牛屋谷集落から谷川に沿って登り、行き止まりのところに祠と水場がある。そこから道を左に進み、山を巻きながら登って行く。

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特に迷うようなところもなく、ひたすら暗い人工林の中を登る。

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1時間半ほどで山頂に到着。

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いや~、山頂部分も人工林に覆われていて全く展望はない。たぶん三角点マニアとかが来るくらいで、山登りの好きな人が来るような場所ではないね。

しかも午前中まで雨が降ってたのでちょっと蒸す。

本当は尾根伝いに中津峰山の山頂まで行こうかと思っていたけれど、この先もひたすら人工林みたいなので引き返すことにした。

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たぶん四国にもいい山はたくさんあるんだろうけど、そういう山を知ることもなく、近所のどうということのない里山ばかり登っていた。

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中津峰山とは反対方向の峰続きに、朝立彦神社という山頂の神社があるので、そのうち紹介したい。

そっちは景色もよく普通にお勧めの山だ。

(2004年06月20日訪問)

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ムック – 2024/4/22
昭文社 旅行ガイドブック 編集部 (編集)
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