山門は屋根付きの冠木門。…と言うよりは、提灯を提げるためのアーチ看板と言うべきかもしれない。
山門を入ると右手に鎮守社(写真中央)がある。この鎮守社はもともとは常夜灯だったのではないかと思われる。
正面は本堂の地蔵堂。左側は庫裏か。
住職がいるのか無住なのかはっきりしないが、真新しい献花があり、線香の煙が立ち上っていた。このときたまたま人はいなかったが、どうやら地元の人たちの信仰は篤そうだ。
本堂の内部の様子。
本堂の右側には三十三観音堂。
毎月4日の午前中に例祭が行われるようだ。地蔵様の縁日は4の付く日が多い。縁日の日に来てみたいものだ。
参道には奉納された鉄製のぼんぼりが続いている。これはもしかしたら、元はガス灯だったのではないか。
三十三観音堂の内部には千羽鶴が奉納され、それぞれに前掛けも付けられている。
日限地蔵は、敷地50坪あるかどうかという小さな寺だが、狭い敷地に信仰が凝縮されているようで、碧南で見た他の大きな寺よりも強烈な印象の残る寺だった。
(2001年11月24日訪問)