宝珠寺。海徳寺の通用門を出たところに細い路地がある。その路地の突き当たりに寺のようなものが見えたので行ってみた。
山門は薬医門。
宝珠寺から海徳寺の通用門方向をみたところ。それにしても狭い路地だ。魚の匂いが漂ってきそうな港町らしい風景。
本堂は軒までの高さに比べて、小屋組みが小さい不格好な建物だった。
永井直勝生誕の地という案内板があった。たぶん江戸時代初期の大名である。
本堂の右側には庫裏。
庫裏の前にあった鐘堂。
境内は狭いわりに樹木が邪魔になって伽藍の撮影がしにくい寺だ。
山門の左側にあった鎮守社。
本堂の左側には地蔵堂があった。
本堂の背面には徳本稲荷という稲荷社が接合している。
江戸初期の甲斐国の名医、永田徳本を祀った神社だ。永田徳本は貼り薬「トクホン」の由来になった人物で、大浜の出身という伝説がある。
(2001年11月24日訪問)