住吉神社

宮池という池のほとりにたつ新しめの神社。

(愛知県半田市宮路町)

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住吉神社。カブトビール工場の西隣にある。ちょうど近くに車を停めたので、せっかくだから参詣することにした。

石柱には入水神社と書かれているが、これは住吉神社の以前の名前らしい。

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東参道から入ったところにあった末社のアパート。内部には、松尾社、上知加間神社、厳島社、熊野社、鍬神社。

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その少し先にあった末社群。手前から秋葉神社、天神社、金比羅社、猿田彦社、稲荷社。

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神社の南側には宮池という大きな溜め池がある。住吉神社参道はまっすぐ池の方向に延びていて。湖畔に突き当たっている。池ができる前はその先にも参道があったのだろうか。

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東参道から入ると、池を回り込むように木立の中を歩いて境内と到着する。

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拝殿は江戸趣味のごてごてした建物。その右側には護符売り場や社務所がある。

左側に見える巨大な建物は、市の文化会館。

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鳥居をくぐってすぐ左側にはRC造の水盤舎があった。

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もう日が暮れたというのに、池で釣りをしている人がけっこういた。見た感じではルアーを投げているようだが、あまり釣れそうには見えない。

私はこのころ横浜のとある野趣あふれる池のほとりに住んでいて、毎日釣り人たちを見ていたが、若い人がルアーで何かを釣ったのをついぞ見たことがなかった。

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神社から車を停めた土手まで戻ってくると、もうあたりはすっかり暗くなっていた。

晩秋の夕方の静かな空気があたりを支配し、池の水面は静まり返って神社の杜のシルエットを鏡のように映していた。

半田市は初めて訪れる場所だったが、ミツカンなどの大きな会社もあり、泊まる場所の心配はなさそうだった。実際、宿はすぐに見つかり、部屋でデジカメ類の電池を充電器にセットしてから飯を食べに出かける。昼間訪れた碧南市の漁村のイメージが鮮烈だったので、海底トンネルを通って碧南市に行ってウナギを食べた。そのあとは半田郊外のごんぎつねの湯という立ち寄り温泉に行ってみる。塩湯で露天風呂がとても広い気持ちの良いスパだった。

(2001年11月24日訪問)

福岡県の神社 (アクロス福岡文化誌 6)

単行本 – 2012/5/1
アクロス福岡文化誌編纂委員会 (編集)

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