笠懸から県道大間々線を通って前橋方面に帰ることにする。その途中、小さな堂のある墓地があったのでクルマを止めた。
霊柩車か座棺輿でもあるのではと思ったのだが違っていた。
墓地には、笠を載せた庚申塔が目立つ。
これも字が読みにくいが「庚申塔」と書かれている。
他に、石祠と多宝塔。
おそらく、これらも墓石ではないかと思う。
藤岡の旅で知ったことだが、こうした石祠の中には祠内仏というものが入っている場合がある。このときはまだそういう知識がなかったので内部のチェックはしなかった。
左側の蕨手のようなカールのついた笠の墓がしゃれている。
宝永四年(?)、秋岸臨仲信女との墓碑銘が彫られている。
(2008年12月31日訪問)