水ボトリング工場の帰り、なぜかスタッフがブティックに連れていってくれた。これまでこの道は何度か通っているのに気付かなかったが、新しくできた店なのか。
例のヒモがぶらぶらしたカレン民族の貫頭衣やシャンバッグなどが売っている。
この店の特長は、服だけでなく、小物やグッズ類も充実していることだろう。
これは水牛の角の笛。
いつか、お土産に買おうかな。
植物の種を縫い付けた上着。
他店でもこうした上着は何度か見ている。
その種の在庫を見せてくれた。
種は何種類かあるようだ。
これは細いもの。直線の模様を描くのに使う。
これは丸い種。
日本にもあるジュズダマと似ている。紡錘型の実の頭とお尻に針で糸を通すことができる。
刺繍と一緒に使って、このように飾り付ける。
どうも他店で見てきた商品にくらべて、生地や縫製がしっかりしているような印象を受ける。
聞けば、これはタイで作られている製品なのだという。ミャンマーとタイは国境を接していて、その国境を中心に双方にカレン族が住んでいる。これはタイ側のカレン族が作っているものなのだろうか。
カレン族の戦鼓「カレンドーン」のレプリカ。
これはいいものだ。たぶん売り物ではないのであろう。
カレン民族同盟(KNU)の旗も売っていた。
KNUは、早い話、ミャンマー政府側からすれば反政府運動組織である。
パアン市ではこの旗は普通に見かける。この旗をあげたら警察に連れ去られるとか、そういう感じはない。
KNUのステッカーも売っていたので、ひと通り購入。
自分のオートバイに貼って、カレン仕様にしたのであった。
店舗は、郊外のバスターミナル方面に移転した。
(2014年07月17日訪問)