ポェカウ滝

水車動力の回転ブランコ!夢に出てきそう!!

(ミャンマーマンダレー管区ピンウールィン)

写真

マハエントゥカンタ大仏から北側のY字路の細い道を降りていくとポェカウ滝という滝がある。

私は大仏と別の日に行ったのだが、たぶん普通の観光では大仏とセットで見学するのがよいだろうと思う。

滝の入口には検問所があり、駐車場代がかかる。

写真

滝の入口には土産物屋や食堂が並ぶ。

このへんは日本の有名な滝と同じノリだ。

写真

小僧さんを満載したトラックバスがいた。

僧院の修学旅行なのだろう。

写真

ヒャッホー !!

写真

ダップーン !!

こういうところは修行僧といっても普通の学校の子どもと替わらない。

もしかすると、授業としての水泳教室なのかも。

写真

ミャンマーで滝観光といえば、それは滝つぼで泳ぐことを意味する。

このへんが日本の滝と大きく違うところだ。ミャンマーで滝観光する場合は水着を持っていくといい。

写真

でも滝つぼのほうへ行っている人は少なく、みな下流のほうへ歩いていく。

写真

道ばたにはまた土産物屋がならぶ。

すべてミャンマー人向けの土産物だ。奥に並んでいるのは梅酒だろう。

写真

これは梅の甘酢漬けか。

写真

下流に吊り橋が見えてきた。

人々はあそこへ向かっている。

写真

吊り橋を渡り・・・

写真

その先のツリーハウスから、ハシゴみたいな階段を降りると・・・

写真

大きな滝の上に出た。

不気味なパゴダもある。

写真

ここがポェカウ滝の本体なのだ。

写真

なかなか立派な滝だ。

みなそれぞれに涼んだり、写真を撮ったりしている。

と、ここまでは普通の滝なのだが、この滝で見逃せないのがこの手前に映っている鉄管・・・。

写真

この鉄管の中には水が通っていて、滝の上で取水して、それを滝の下へと導水している。

写真

その先にあるのがこのメリーゴーランド、というか、回転ブランコ。

写真

なんと、ブランコの下部がタービンになっていて水力で回転するのだ。

す、すばらしすぎる!

夢に出てきそう。

写真

排水部分。

料金は1回20円。けっこう長い時間回してくれる。

子どもだけではなく、大人も乗っていい。

写真

日本では水車は産業に使われることがもっぱらで、こうした遊びに使う例というのはほとんどない。

こんな面白いこと、どうして考えつくのだろう。世界的にはポピュラーなのか?

動画

写真

このポェカウ滝は、滝としては普通だがこの回転ブランコに一見の価値がある。

写真

滝は何段もあって、さらに下流のほうにも落水している場所がある。

こちらのほうへ来ている人は少なかった。

(2016年07月01日訪問)

D24 地球の歩き方 ミャンマー(ビルマ) 2020~2021 (地球の歩き方D アジア)

単行本 – 2021/1/12
地球の歩き方編集室 (編集)

amazon.co.jp