シュエサンドーパゴダの境内からさらに東の方向へと進む。
道は見通しの悪い林の中へと続いている。
突然に視界が開けると、金色とベンガラ色に細かく塗り分けられたパゴダがある広場へと出た。
パゴダの形状は、バガンのシュエサンドーパゴダに似ている。
なんとなくお寺の裏側から進入する形になってしまったようなので、このパゴダは素通りして本来の入口を探す。
境内はカラータイルが敷き詰めてあった。もう日が傾いているせいかあまり熱くはない。
手前に不審な影が映っていると思う。
その影の正体がこれ。
太陽の塔のような変な形の鐘つき柱。
アニメ『ラーゼフォン』の敵ロボットにこんなのがいそう。
左右には水がめのようなものが付いている。
鐘に水を掛けるにしては鐘の下に排水パンがないし、何なのだ。手を洗うとか?
山門の先には金色のパゴダがあった。
パゴダ拝殿は正面と後ろの2面にある。
山門側のパゴダ拝殿の内部。
パゴダは個性的な形。
基壇部分が丸いというのは珍しい。
しかも基壇には無数の仏龕がある。
裏側のパゴダ拝殿。
階段があってパゴダの基壇まで登れるようになっている。中に入れそうに見えるが、そういう造りではなかった。
このパゴダとペアになるタコンタイ。
境内の周りには宝珠が並んでいる。たぶん夜光るのではないか。
お坊さんの住居か。
さらに進んでいくと、初めに見たベンガラ色のパゴダへ出る。
形は基壇が正方形で四面に登楼用の階段がある。バガンのシュエサンドーパゴダに似た外観だが、残念ながら扉が閉まっていて登ることはできない。もっともパゴダに登るというのがちょっとおかしいのだが。
ちなみに同じ市内のシュエサーヤンパゴダに同様の形のパゴダがあり、そこは登れる。
それにしても情報量の多いパゴダだな。
ベンガラ色のパゴダとペアになるタコンタイ。
ひとつの寺にパゴダが2つあれば、タコンタイもそれぞれに付属している。
(2015年11月28日訪問)