王子動物園の人研ぎ台

大人気で人が途切れない人研ぎ台。

(兵庫県神戸市灘区王子町3丁目)

徳島県と兵庫県はとなりの県とはいえ、そのあいだには往復で1万円という高額な橋の通行料(2007年当時)があり、気軽に遊びに行ける場所ではない。

それでもきょうは奮発して神戸に遊びに来ている。特になにかB級物件を巡るというのではなく、三ノ宮でショッピングをして中華街で食事、そのあと王子動物園へ来ていた。純然たる観光施設なので、サイトではあまり記事を書いていないが、私はどちらかといえば動物園や水族館には行っているほうだと思う。

王子動物園は市営の小さな動物園ながら、ジャイアントパンダ、レッサーパンダ、コアラといった人気動物を擁する、全国的に見ても満足度の高い動物園だ。

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その動物園の中に、階段の斜面を利用した滑り台がある。

場所はペンギン舎からみた南の斜面。このページの右上の地図をクリックしていただくと、滑り台の正確な位置にピンを立ててあるのでわかると思う。

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訪れたのは土曜日だが、滑り台はすごい人気。

階段の両側に2レーンあるのだが、タラップに行列ができている。滑り台の利用率という調査があるかわからないが、日本でもトップレベルではないだろうか。

タラップ部分にはゾウの絵が描かれている。この滑り台全体がゾウをイメージしたものなのだ。

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デッキは階段よりも高いところにあり、滑り出しはやや急傾斜。大人が滑っても楽しめるものだ。

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滑降面は人研ぎで、非常に状態がいい。

たぶん何度も適切な補修が行われているのだろう。

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あ、ちょっと列が途切れた。

いまが撮影チャンス!

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滑降面の状態のよさがよくわかる。

でも、おっさんが滑るのは、ムリかな。

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園内で見かけた記念メダル販売機。

メダルは400円で、ホルダが200円。

販売機は茶平工業の第4世代型。

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刻印機はコンピュータ式。茶平の第3世代型。

ローマ字と日付をメダル外周にフルに入力しようとすると、長い人名だと確実に一周して字が重なってしまうが、このタイプだと画面で確認できるのでそういう失敗を防げる。

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モニタはカラーだった。

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取扱説明書の入力例が来年の日付で「2008.01.01 TARO OJI」となっているので、設置されてからまだ新しいのだろう。

(2007年11月10日訪問)

図解建築用語辞典

単行本 – 2013/12/1
建築用語辞典編集委員会 (編集)

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