パアン市内、パァヤジー寺院の向かいにあるレストラン。リーズナブルな価格帯でミャンマー料理が食べられる定番レストランで繁盛店のひとつ。
名前は「ရွှေမန်ကျည်းပင်(シュエミジン・ゴールデン・タマリンド)」
AH1号線に面していて駐車場がないのが難点。もっともこの道に面した店舗はほとんどが路上駐車なので、特にこの店に限って不便というわけでもないが。
店の入口にカレー鍋があるので、中をよく見て、食べたい料理を決める。注文や会計はテーブルで。
正直、よほど慣れてこないと見ても何の料理かわからないのだよね。
ブタ、ヤギ、鶏、鶏モツ、エビなどのミャンマーカレー(ヒン)がある、みたい。無難に美味しいのはヤギかな。でも結局骨が気になるのでこの日は卵のカレーを選択。
私は小骨が面倒くさいので鶏や魚のカレーはあまり食べない。鶏は骨ごとぶった切って入れるので結構小骨(骨の破片)に悩まされる。
ちなみに、カレーは小皿に載るくらいの量しか来ないが、普通の昼食ならカレーは1人あたり1品で充分にご飯1杯が食べられる。
入口付近に山積みされたトッピングの味噌類。
同じく付け合わせの野菜類。水に浸けてあるのが、ちょっと衛生的にどうなのかなと思う。厨房ならまだしも、ここは客が通る通路なのだよ。
この店は、日本人と入ると結構な確率でお腹を壊す人が出る。私はいまのところお腹を壊したことはないけど。基本的にこの店に入るときは食事の前からすでに正露丸を飲んでるから。
とりあえず、カレーを決めたので奥の席へ進もう。
店内はこんな感じ。
ちょっと薄暗くて、繁盛店らしく騒々しい。でも回転も早いので時間がないときにも入れる。
食事がテーブルに並んだ。
カレーを頼むと、付け合わせの野菜、トッピングの味噌類やフリカケ、スープがついてくる。
ご飯は好きなだけおかわりできる。
これは今回私が注文した卵カレー。卵と魚の練り物みたいなのが入っている。
カレーといってもインドのカレーみたいなルーはなくて、肉や鶏を油で煮た料理だ。
野菜の中央にある茶色い液体は魚醤とトウガラシのソース。野菜に付けて食べる。
トウガラシ味噌、魚チップス、干し納豆はカレーと一緒にご飯にまぶす。
ご飯にカレーの具やトッピングをのっけたら、小皿に残った油を垂らして、ご飯にまぜる。
食器はスプーンとフォーク。スプーンはナイフの代わりに肉を解体するのにも使う。
卵カレーは味がマイルドだったので、トウガラシ味噌を少しまぶして辛くして食べた。
こちらは別の日に注文した鶏モツのカレー。これもマイルド。小骨がないのでバンバン食べられる。
このときはトッピングに干し納豆をまぶして少し塩味をつけてみた。
この店の難点はこのスープ。
人数分のスープが出ず、2人くらいでひとつのお椀を使う。これには非常に抵抗感を感じる。スプーンを使ったら少しスープを残して、自分のご飯に流す。そうしてスプーンを洗ったことになるというマナーらしい。
他の店ではあまり経験したことがないんだよね。
(2019年03月21日訪問)