チャーイン山パゴダ

もうひとつのチャーインパゴダ。観光向きではない。

(ミャンマーカレン州パアン)

きょうは時間も中途半端なので、チャーイン山の東麓をチェックすることにした。このエリアにはいくつもパゴダや僧院があるのだが、これまであまりちゃんと訪れたことはなかった。

灯台下暗しではないが、宿から近すぎる場所は後回しになってしまうのだ。このエリアで紹介しているのはガバーロンパゴダくらい。

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まず最初にこの山門を入ってみようか。

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寺がありそうな感じの道じゃないけど、とにかく進んでみる。

山門を入っても寺にたどり着かないってことは時々あるんだよね。

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家並が途切れたころ、道の先にパゴダが見えてきた。

あのパゴダが山門の目的地ということにして、道なりではなくパゴダを目指すことにした。

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さびれた僧院みたいなものがあった。

ホラー映画に出てくるホテルみたい。

たぶんパゴダはこの道の先だ。

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山へ登る一本道へ出た。

薄暗い森の中を登って行く少し気味が悪いような山道だ。かなり急なうえに、路肩には落ち葉が積もっているので走りにくい。

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パゴダが見えてきた。

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山頂にはパゴダと休憩所みたいな建物があるだけで、人っ子一人いない。

聞いたところこの場所はチャーイン山といい、先ほど行ったチャーインパゴダの山頂と同じ名前なのだ。まぎらわしい。

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サンダルを脱いで基礎の上に登ってみた。

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基壇にはミャインジーグー文字が刻まれている。

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仏像の下にも見慣れない文字がある。ミャインジーグー文字とも違うように見える。

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何もなさそうだけれど、休憩所のほうへ行ってみる。

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隣りのお寺が見える。

ん~? あんな場所にパゴダあったっけ??? 新しい寺ができたのか。

よし、次はあそこへ向かうぞ。

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パゴダから降りてきたら、僧院の入口を発見。

パゴダの本坊にあたる寺だと思われる。名前は、チャーインタン・ローカアトゥラマオゥン僧院。

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サッカーをやっていた修行僧がいたので、パゴダの名前を教えてもらった。

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建物のほうを見ていこう。

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僧房と食堂(?)の間にボールト屋根が掛かっている。

LEDで文字が点灯していて、なんだかショッピングモールみたいだ。

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その奥には僧房。

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僧房の横には階段があった。

たぶんチャーイン山パゴダに登る歩行者用のルートなのだろう。

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ほかに鐘つき柱があった。

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境内の左手のほうに荒れた小道があったので行ってみると、旧伽藍と思われる場所に出た。

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おそらくもう使われていない。

落ち葉などが溜まっている様子もないから掃除はしているのだろうが、建具は朽ち始めている。

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初転法輪仏があった。

この僧院とパゴダについて伝えたいことがあるとすれば、それは、観光客が行くべきチャーインパゴダはここではないということ。名前が同じなのでまぎらわしい。

 GoogleMaps でこっちのパゴダに間違ったクチコミを投稿してるパアンっ子もいるので、GoogleMaps をよくよく確認しないと間違うよ!

(2019年03月26日訪問)