ペヤジー橋の西詰めにあったお寺。正確な名前はよくわからない。山門が2つ並んでいる。
新しくできた山門には、狛犬ならぬ狛ペガサスが。仏教の物語にペガサスって出てくるのかな。ジャータカとか全部読んだらあるんだろうか。
この新しい山門を入った先には特に建物はない。
こちらは古いほうの山門。コッベン町のメインストリートの突き当たりのような場所にある。
寺の敷地は非常に広大。約10ヘクタールはある。その広い境内にパゴダが点在しているのだ。歩いていたら大変なので、境内をオートバイで移動しながらパゴダを確認。
境内の南のはずれにあったパゴダ。
なんでこんな隅っこのほうに作るんだ?
途中の空き地もゆくゆくは仏像や仏塔で満たすつもりなんだろうか。
境内の北のはずれにあったパゴダ。
八曜日の礼拝所付き。
このお寺は開放的でパゴダがたくさんあるからお参りには適しているが、どちらかというと修行用の僧院である。
いちいち紹介しないが境内の中心には講堂、僧房、食堂などの建物が並んでいる。
この僧院のメインのパゴダ。
僧院付属のパゴダによくあることなのだが、パゴダの周りに玉垣みたいのがあって、立ち入れないようになっている。でもカギも掛かってなかったので入るけど。
パゴダと対になるタコンタイは瑞垣の外にあった。
下部には、戦隊モノみたいな5色の神々。
層塔型式の仏殿は小壁が鮮やかな緑色に塗られている。いろいろなところが華やかな寺だなあ。
メインのパゴダはシュエダゴンパゴダ型で、周囲を16棟の祠が取り巻いている。
パゴダの周りを囲むように建物があり、それぞれに仏像が祀られているのは、観光パゴダによくある構成。
一応、ひと通り見ていきますか。
ゆるーい感じの寝釈迦。
5体の仏陀が並ぶ堂。それぞれに印相が違う。
茶色のシックな仏殿。
あまり見かけない色彩だ。バガンとかマンダレーにある木造寺院をイメージしたカラーリングなのだろう。
須弥壇も落ち着いた色だし、透かし彫りみたいなコンクリ装飾も焦げ茶色。
日本人からすると落ち着いた感じで好感が持てる。
ピラミッド状の基壇のパゴダ。
次のパゴダエリアまでは距離があるので、オートバイで移動。
僧房からは少し離れた場所にパゴダが密集している場所があった。
他のパゴダにくらべて金色がくすんできているのでそろそろ塗り直しのタイミングだろう。ミャンマーのパゴダは5年間隔くらいで塗り直さないと聞いたことがある。
色々な形のパゴダがある。
対になるタコンタイは変なイボイボがついていた。
コブラ光背仏。
ヒレの部分にタツノオトシゴの模様がある。お寺で魚の絵をみるのはめずらしい。
コブラの造形もなかなかかっこいい。
巨象の形をした水道設備。背中に水槽が載っている。
境内の一番奥の部分に池があった。
入口のタコンタイは、アショカ王の石柱をイメージしたものだと思うが、、、
ちょっとカワイ過ぎない? ポメラニアンか?
池は暑季のためか水が涸れていたが、浮御堂が2つあった。
浮御堂までの掛け橋は途中で分岐しているという楽しさ。
掛け橋ひとつでもサービス精神が旺盛なミャンマーの宮大工。
お堂は2棟あるが左側のお堂にシンウーパゴが祀られているだけで、右側のお堂はまだ空っぽだった。
この池には傘蓋仏の浮御堂もある。
池の中から龍がコンニチワしている。池に水が入ったらいい感じになるのだろう。
近くにあった菩提樹の遥拝所。
8面あるけれど八曜日ではなく、天部の神が祭られている。手前の神は赤ん坊を抱いている。
(2019年03月27日訪問)