タンマサー村へ到着。村はフンメ山という屏風のような山に囲まれた風光明媚な場所。名刹タンマサー僧院や鍾乳洞のあるティーヤムセー洞窟寺などすでに何度かこの村は紹介してきた。
だが衛星写真を見るとフンメ山の西麓に道があり、この道の奥へはまだ入ったことがない。ここは巻かないといけないだろう。そして、前回行けなかった南の小山にも寺があることは確定しているのでそこも調べるつもりだ。


フンメ山西麓の道を入るとすぐに火葬場がある。

引導場の背後にはフンメ山がそそり立っていて、山頂のパゴダが見守る。ここで火葬されたら仏の世界への近道な気がする。

引導場の入口はシャッターが閉じられていた。

奥側にステージがあるので、おそらくあそこに遺体を安置し僧侶が引導を渡すのだろう。
手前側の廊下を出ると、、、

火葬炉へとつながっている。

火葬炉の前には水がめがたくさん割られていた。
ということは、"水がめ割り"は葬儀が終わって遺体を火葬する流れの中で実行されるのではないかと推測される。
日本では家から棺を運び出すときに故人が愛用していた茶碗を割る。

村外れの寂しいが場所だが、引導場や火葬炉は立派だった。
(2019年07月13日訪問)