コチャヤバパゴダの敷地の奥のほうが僧院になっていた。パゴダだけ見て帰るのもなんだから、僧院のほうも一応お参りしておこうか。
いったん敷地を出て山門のほうから入り直す。
門扉にはモン民族のシンボルであるオシドリのレリーフがあった。かわいらしい造形だ。
写真を撮っていたら、門前の家の主が近寄ってきて「お寺を案内してやるからついて来い」と半ば強引に境内に引き入れられた。
参詣するって言ってもねえ、この僧院、この得度堂と僧房くらいしか建物ないじゃない。
隣りのパゴダはもう見ちゃったし。
僧房はシンプルな外観。高床式の2階建てで外階段で二階に入るようになっている。
男は「さぁ上がれ」と僧房の中へ誘っていく。
男が呼んできたのかお坊さんが出てきた。
ま、ほとんど会話はできないんだけどお互い自己紹介した。観光でこの村に来たよ、お寺が好きだよ、ということを伝える。
これを食べてくださいとお坊さんがバナナとよく冷えたエナジードリンクをくれた。
お寺の接待で、冷蔵庫に入ったような冷たい飲み物をもらったのは初めてだ。むし暑い日にこれは正直うれしい。ありがたくいただく。
お坊さんが一緒に写真を撮ろうというので記念撮影。
村の地味な僧院だったが、えらく歓待されてしまった。
(2019年07月18日訪問)