コーチャイッ村の火葬場

赤いエッジで塗られた煙突がかファンシー。

(ミャンマーモン州モーラミャイン)

これからモーラミャインのほうへ行くつもりなのだが、先ほどの沼みたいな道を戻りたくない。

衛星写真を見ると、さらに南進していくつかの村を経由し、アトラン右岸(タラナ・チャイノクワ)街道に出られるようだ。イチかバチかそのルートに賭けてみよう。もっとも南進するということは、さらに田舎へ行くことになるので、賭けに敗ければさらなる泥沼にハマる可能性もある。

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あっ、火葬場だ。

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煙突に赤いラインの装飾があるファンシーな火葬場。

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まだ新しい。竣工してから1年経っていないだろう。

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火葬炉へは引導場の奥から入れるようになっていた。

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引導場の横に、もうひとつ似たような建物がある。

旧引導場か。

以前はこのシンプルな引導場と、より原始的な火葬炉があったのだろう。周囲は墓地になっている。

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ミャンマーの仏教徒は墓地を造らないというが、これらはキリスト教徒なのか。カレン州やモン州はキリスト教徒の割合が高い。

こうした棺桶型の墓は、火葬した遺骨ではなく、遺体を直接安置し、その上をレンガで塗り込めてあるものだ。

(2019年07月18日訪問)

ビルマ最前線 新装版: 白骨街道生死の境 (光人社ノンフィクション文庫 422)

文庫 – 2009/12/1
小田 敦巳 (著)

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