カフェベランダ

外国人向けの意識高い系カフェ。

(ミャンマーカレン州パアン)

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パアン市内、カンターヤ湖畔にある市民ホールから、ズェガビン通りを南へ600mほど行ったところにある静かなカフェ。

主なターゲットは外国人観光客だ。店員は英語ができるし、サンドイッチ、ハンバーガー、ピザといった外国人が注文しやすいような料理がある。

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入口に厨房があり、客席は壁のない吹き放ちのコテージが並んでいるというオシャレな造り。

欧米人が日がな読書をしていたりする。私は2~3時間でも空きがあったら「もったいないから何か見に行くか」っていう感覚。まだカフェでまったりと読書をするほど、この国を見ていないのだ。

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オープンエア席もあり、庭の奥はカンターヤ湖の水辺になっている。

もっとも、カンターヤ湖はいまのところ市民がゴミを投げ捨てたりするため汚くて、水辺を楽しめるという感じではない。

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この日は、市内で仕事をしていたので昼食で立ち寄った。

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メニューを紹介しよう。

生ジュースは1,200チャット(100円)、スムージー類が2,000チャット(160円)と安い。

そもそもパアン市内では生ジュースやスムージーが飲める店は2~3軒しかないので、貴重な店だ。

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「Fresh Salads」とあるメニュー、「Flesh」をどこまで信じていいのか。注文するときはあまり期待しないことだ。

こちらで「Salad」という料理は、日本人に言わせれば「野菜炒め」である。とにかくミャンマーではすべての料理に油が基本なのだ。

2,000~2,500チャット(160~200円)。

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スープ、揚げ物、ミャンマーカレー(ヒン)類は2,000~3,000チャット(160~240円)程度。

一部、4,000~4,500チャット(320~360円)という価格帯の商品があるが、それらはPrawn(エビ)を使った料理。日本でブラックタイガーと呼ばれるくらいの大きさのエビの料理は、概して高い。

でもまあ、何を頼んでもお金の心配はいらない。

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ミネラルウォーターはメニューになかったと思うが、たぶん1ℓ500チャットくらい。

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フルーツ入りヨーグルトパフェなるメニューを頼んでみた。2,500チャット(200円)。

ヨーグルト系のデザートは、ヨーグルトが悪いとすごく駄菓子っぽくなるのだけれど、ここのヨーグルトはギリギリ合格レベル。

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他のメンバーが注文したパニーニみたいなチキンサンドイッチ。2,500チャット(200円)。

この店で一番油っこくないメニューかもしれない。

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フライドポテトは、こちらでも多くのレストランで注文できる。1,500チャット(120円)。

味は悪くない。普通の油っこさのフライドポテト。

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私が昼食に選んだのは、チョコバナナパンケーキ。2,500チャット(200円)。

メニュー写真ではパンケーキの周りにバナナが並んでいたのだが、出てきたものはパンケーキの中にバナナの輪切りが埋もれていた。バナナには火が通ってしまっていて全体的にじっとりと油っこく、正直あまり美味しくなかった。

どうして、パンケーキまで油っこくなるのかな。

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カウスエジョーという平麺の焼きそば。ミャンマーで非常にポピュラーなメニュー。

たぶんこれ、メニューでは「YCC Noodle Salad」と掛かれているやつだ。そう、これがサラダなのである。

「胃が油っこいものに疲れてきたから、昼食はサラダだけでいいや」みたいな気持ちで頼むと、だいたいこういう料理が出てきて、ダメージがさらに深まるので注意したい。

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最近、敷地内にセレクトショップみたいなコーナーができた。

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扱っているのは民芸品などのお土産物。

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外国で働いてきた若者が作っているのだろう。

カレン州にしてはかなり垢抜けているが、どれもミャンマーでの体験を思い出させるようなストーリー性のある土産品ではないんだよなぁ。でもこの店はこれでいいのかもしれない。

私が初めてミャンマーに来た時、修行僧のウチワや赤茶色の袈裟をお土産に買って帰ったよ。

(2019年11月07日訪問)