パアン市内のミャンマー料理レストラン、サンマトゥ。
『lonly planet』と『歩き方』に紹介されているため、おそらくパアンで最も外国人が訪れるであろうローカルフードのレストラン。
私もカレン州に着任して、現地スタッフに最初に連れていかれたレストランがここだった。
入口に料理の入った鍋が並んでいて、中をチェックできるのはコチラの一般常識。
ただし、煮つまっているので見慣れないと何の肉なのかはよくわからない。
メニューはこちら。
さすが外国人が多いだけあって英訳付き。
でもこれ、素材と調理法が列挙されているだけだから、ミャンマー料理を食べ慣れてないとまったく想像が付かないんじゃないかな。
とりあえず、鶏なのか豚なのかその他なのかくらいは腹を決めて、あとは来た料理を食べるという感じになる。
店内の様子。日本人の感覚からすると暗い。
それは以前に紹介しているゴールデンタマリンドと同じで、完全にローカル向け仕様。気の弱い人は雰囲気だけでお腹が緩くなりそう・・・。
実際、日本からの長旅で胃腸が弱っているところにここに連れて来られると、体調を壊すスタッフがかなりの確率で発生する。ちなみに私はこの店で一度もお腹こわしたことない。必ず正露丸は飲むけど。
基本、ミャンマー料理って油なので、弱っている人に食べさせたらダメなんだよね。
あと、正露丸飲まない人! なんなの!?
薬嫌いなのか自分の胃腸に自信があるのか知らないけど、寝込まれると業務に支障をきたすので、ちゃんと飲んで欲しいの!
ミャンマー料理は生野菜が付け合わせ。
ガイド本なんかに生野菜はダメって書いてあるし、それは事実なんだけど、この店で油っこくないのはミネラルウォーターと白米と生野菜だけだから、いっさい口にしないってわけにはいかないのだ。
この店は付け合わせの野菜の種類が特に豊富。
あと、フリカケの薬味の種類も多い。
料理は辛くないものを頼めば、ほぼ美味しいと思う。
個人的には、タイ、ベトナム、ミャンマーの中じゃ、ミャンマーの味が一番好きかもしれない。
ただ料理は油で煮るか、油で揚げるか、油で炒めるかのいずれかで、味のバラエティーが少なく、毎日食べるのがちょっとキツイのだ。パアン市にはタイ料理や中華料理の店もあるけど、長く居ると味覚がおかしくなるのか、全部ミャンマー料理に思えてくる。
このときは、疲れ気味だったのでミャンマーカレー(ヒン)を敬遠し、中華粥を注文した。
(2014年01月28日訪問)