日本橋三越に用事があったので、日本橋に来ている。
ついでに近くを散策。
日本道路元標なるものがあった。
日本の道路の起点となっていた電柱で、国重文。
元々橋の上にあったのが三越の近くに移築されている。
その下にある現在の道路元標、、、、
、、、と思っていたのは、あとで調べてみたらレプリカだった。
本物の道路元標は現在も元の位置にあるらしい。
矢印の地点で道路のセンターライン上にオリジナルの元標が埋め込んである。
早朝など車が少ない時間帯なら近寄れるかもしれない。
言ってみればここが東海道の起点でもある。
この地点から東海道方面の里程が書かれている。
現在の日本橋。
かつて浮世絵に描かれた場所。
橋の欄干はとっても豪華。
川の上にはいまは首都高が通っているので、日本橋の橋としての景観はいまひとつ。
この高架を地下に移設するという話がある。
当初のざっくりの見積りが5,000億円。怒られて「実は3,200億円でした」と言い出したけど、たぶん最終的には5,000~6,000億円くらいは行くんだろうな。日本では当初予算が嘘でも、一度動き出した公共事業はどんなに予算オーバーしても中止にならず、始めたもん勝ちだから。
まあ、東京の基準ではそれで景観がよくなるなら、わずか1kmの工事に5,000億円使ってもいいのかもしれないけど、37kmある瀬戸大橋の高速道路部分の工費が6,400億円だからね。
都民の幸福に使われている資本って桁がちがう。
この区間を通行する料金ってたぶん300円でしょ、だったら瀬戸大橋の通行料も500円くらいにしてくれないかね。
橋の南詰めにタイムカプセルがあった。
2036年に開封予定だそうだ。
(2016年05月13日訪問)