日本道路元標の柱のレプリカは首都高C1線高架の欄干にも取り付けられていて、首都高を走行中にも見られる。
ここは同時にアジアハイウェイ1号線(Asian Highway 1)の起点にもなっているのだ。
環状線を走るたび、この道標を撮影しようと試みてきたけど他の車に邪魔されたりしてなかなかうまく撮影する機会がなかった。
この日はわりとうまく撮れた。
AH1号線は日本橋を起点に、日本国内は福岡まで続いている。福岡からはフェリーで韓国へ。そこからはユーラシア大陸の南岸を通ってブルガリアまで続いている。
日本国内には、AH1の道標が18箇所あるという。
私がミャンマーで仕事をしていたパアン市は、AH1号線の交易都市だった。
日本ではAH1のインドシナ半島区間を「東西経済回廊」などとも言うが、ご当地では「AH1」という道路標識を頻繁に見かける。
日本橋からつながっている道路がミャンマーにあるというのが不思議な感覚だった。
(2016年05月13日訪問)