秋田市随一の名刹を挙げろと言われたら、この天徳寺ということになろう。天徳寺は藩主でもあった佐竹家の菩提寺であり、数々の文化財も有している。
寺域は市街地の北限の辺りにあり、背後は山を背負っている。境内には松が生い茂り静かなたたずまいを見せている。
総門は四脚門。
総門を過ぎると、山門の一間一戸楼門がある。
ほかに、本堂、書院、霊廟。いずれも国重文。他に庫裏など。ちょっと国重文の大盤振る舞いな気もするが。
本堂は(写真の写りが悪くて申し訳ないが)茅葺きだった。
(1999年08月24日訪問)