関市の古い町並み。
大門町という名前は、新長谷寺の総門が街道に面してあることから名付けられたのだろう。
門前にはちょっと古い町並みが残っていた。常夜灯があり古い街道であったろうかと思わせる道である。
写真の民家は妻が水色に塗られていて、とてもおしゃれだ。
門前はひなびた商店街になっていて、わずかに蛇行しながら続いている。
ひなびた商店街の必須アイテムとも言えるUFO型水銀灯が常夜灯と新旧の対比を見せていい味を出している。
私はいわゆる復元とか修景された町並みよりも、こんな水銀灯が似合う街の方が好きだ。こういう風景こそが、街の歴史を正しく証言するものなのだと言えないだろうか。
(2000年04月30日訪問)