
滝観洞の向かいの山にある鍾乳洞。
入洞料は滝観洞と一緒である。

白蓮洞はいわゆる「立体迷路型」という形式の鍾乳洞で、高低差が多く、見上げた天井の穴の部分が後で通る通路だったりするという空間の妙を楽しむことができる。

入洞した初めのあたりにある下りの石段。

もともとはぼんぼりで照明していたようだが、現在はぼんぼりは点灯しておらず、別に蛍光灯がついている。

洞内は溶けた石灰岩でつるつるしているわけではなく、崩れ落ちた大きな岩がごろごろと転がっているワイルドな空間だ。
歩くところだけは舗装されている。

途中には水子地蔵、千手観音などいろいろな仏が祀られている。

地蔵菩薩か。

ひとしきり歩くと、今度は登りとなる。

まさに立体迷路型というにふさわしい立体感。
やっぱり高低差の大きな鍾乳洞っておもしろい!

子育て地蔵。
はるか上の方に見えるが、しばらく順路を登ると近くまで行くことができる。

後半の登りはかなり長い。これでもか、というほど登りが続く。
滝観洞の往復1.8 kmを歩いた後なのでちょっと辛い。

洞窟の出口は入口よりもかなり山の上の方に開いている。
もう秋だというのに、冷たい洞窟から出てくるとどっと汗が噴きだした。ここから山道を下って入口付近まで戻らなくてはならない。
(2000年10月07日訪問)