海徳寺

映画「ふたり」の冒頭の場面はCGではなかったんだ。

(広島県尾道市東久保町)

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寺町めぐり18ヶ所目の訪問地、海徳寺。

尾道市街東端の名刹浄土寺にほど近い場所にあるが、寺の参道まではかなりの急坂。電動アシストチャリを死に物狂いでこいでこいで、息絶え絶えで門前までたどり着く。

これが参道。

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参道を左に折れると、石段があり山門の薬医門がある。

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本堂は裳階つき、重層本堂だ。

尾道にはこんなのが多いなあ。

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本堂の左側には玄関と庫裏。

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帰りは、一気に坂を下って浄土寺へ向かう。

が、坂を下ってから駅でもらった観光マップを見たら、海徳寺の門前は映画「ふたり」のロケ地だったと書いてあるではないか。再度、チャリを死に物狂いでこいでこいで、参道に戻る。

あまりに坂がきつくて気づかなかったけど、たしかに見覚えがある景色だ。映画のアングルはこんな(左写真)感じだったかなあ、ということでぱちり。

映画の冒頭で主人公の姉千津子が轢かれるシーンで、トラックが下りてくる斜路が海徳寺の参道(このページの一番上の写真)なのだ。ちなみに私はこの場面はCG合成で造られた景色だと思っていた。実在するロケーションだとは思わなかったので少し意外だった。

(2001年05月03日訪問)